動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年02月21日

捨て猫集団に苦慮 高知県室戸岬の駐車場、四万十市の県道沿い

高知新聞

高知県室戸市の室戸岬と四万十市の県道沿いの駐車場などに、捨てられたとみられる猫が集団で居着き、住民や観光客から苦情や保護を訴える声が上がっている。ドライブ客らが餌を与えるため、定住化しているようだが、猫は野良犬のような収容が制限され、関係者は対応に苦慮。捨て猫禁止の看板を設置して警告しているが…。 

 室戸岬頂上の展望台駐車場には、常時10〜20匹の猫が“たむろ”し、ふっくらした体形も目に付く。岬近くの60代女性は「2、3年前から特に増えたように思う。せっかくの観光地が…」と顔をしかめる。観光客から「怖い」といった苦情が市に寄せられたことも。
 四万十市蕨岡の県道岡本大方線沿いでも、車の退避所付近で5年ほど前から増え始め、沿線の幡多郡黒潮町のNPO代表、矢野富久味さんがこれまでに計56匹を確認。自ら飼ったり、引き取り手を見つけたりしてきたが、今も約10匹が野良猫化してすみ着いている。
 いずれも付近に住宅がなく、車などで乗り付けて捨てているとみられる。動物愛護管理法は愛護動物を捨てた場合は100万円以下の罰金―などを定めているが、高知県の条例は猫の収容を「疾病または負傷」などに限定。捨て猫か迷い猫かも見極めにくく、強制措置を難しくさせている。
 県によると、高知県は飼い主が県機関に持ち込むなどした猫の殺処分数の人口割合は全国最多だが、処分数は減少傾向。猫捨てがあちこちで横行している状況ともいえず、駐車場などでドライブ客らが餌を与えることで、猫が居着き、周辺からも野良猫が集まり、さらに猫捨てを誘発し、特定の場所が“たまり場”化しているようだ。
 このため、室戸岬の駐車場には昨年9月、高知県安芸福祉保健所が餌やり禁止の看板を設置。四万十市では蕨岡地区区長会と四万十市、県、中村署が昨年11月、検討会を開き、猫捨て禁止看板を立てたほか、四万十市広報でも啓発した。
 捨て猫対策で住民と行政機関が連携した検討会は高知県内で初の試みだが、関係者は抜本的な解決策を見いだせていないのが実情だ。


 寄付、飼い主募集
 四万十市の蕨岡地区区長会は野良猫の不妊・去勢手術費の寄付や飼い主を募っている。問い合わせは矢野富久味さん(090・4971・7339)へ。





posted by しっぽ@にゅうす at 00:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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