動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年03月03日

津波に消えたペット忘れない 宮古の実話を基に絵本

岩手日報

千葉県東金市の絵本作家うさ(本名・田中麻紀)さん(46)は、宮古市の千崎妙子さん(37)が震災で母親と飼い犬を失った実話に基づいた絵本「ぼくは海になった 東日本大震災で消えた小さな命の物語」を出版し、完成した自作を1日、千崎さんに届けた。思いを共有する2人は、絵本を通じてペットを失った飼い主の心が安らぎ、人と動物の「命の平等」が広がることを願っている。

 千崎さんは津波で母の秀子さん=当時(64)=と飼っていたミニチュアダックスフントのチョビを失った。自宅から高台に逃げる途中、チョビを抱いた秀子さんを波にさらわれたという。

 絵本ではチョビの目線から、1人と1匹の家族を捜し続けた震災後の千崎さんを描く。千崎さんはチョビが現在も行方不明なことが心に残り続けている。しかし絵本を読み、チョビの存在を近くに感じたという。「自分と同じくペットを失った人たちも、同じように感じてくれるかもしれない」と語る。

 絵本はくもん出版が発行し、A4判変型で税込み1365円。4日以降書店に並ぶ。

タグ:絵本
posted by しっぽ@にゅうす at 00:25 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする