動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年03月26日

犬猫引き取り、900匹減  青森

読売新聞

県内の自治体に引き取られた今年度の犬猫の数(2月末時点)は計1738匹で、前年同期比で900匹以上減っていることが県動物愛護センターのまとめで分かった。今年度の殺処分数は2006年度以降で最少となる見通しだ。飼い主が安易に引き取りを要請した場合、自治体が拒否できる規定を盛り込んだ改正動物愛護管理法が昨年9月に施行された効果とみられるが、今後「捨て猫」などの動物の遺棄が増えるおそれもある。

 同センターによると、犬猫の引き取り数は、ここ数年は3000匹近い水準で推移していた。12年度も計2789匹(犬579匹、猫2210匹)だったが、今年度は今のペースなら、計1900匹前後となる見通しだ。

 殺処分数も大幅に減っている。例年は3000匹を上回り、12年度も計3240匹(犬904匹、猫2336匹)だった。しかし、今年度は2月末時点で計1971匹(犬400匹、猫1571匹)で、同センターができた06年度以降で最少となる公算が大きい。

 引き取り数が減った背景には、施行された改正動物愛護管理法で〈1〉犬や猫の高齢化、病気を理由に引き取りを求める〈2〉新しい飼い主を探す努力をしていない〈3〉同じ飼い主が犬や猫を何度も持ち込む〈4〉親の去勢・不妊手術を行っていない――などの場合は、自治体が引き取りを拒否できるように定められたことが影響したとみられる。同センターは同法の内容を先取りし、12年9月から引き取り条件を厳しくした。

 同センターには犬や猫の引き取りを求める電話が後を絶たないが、職員が「新しい飼い主は探しましたか」「親猫の不妊、去勢はしましたか」などと質問し、法改正の内容を説明し、引き取りを断る事例が増えた。職員の説明に渋々納得する飼い主が大半だが、「引き取って処分すればいいだろ」などとけんか腰になる飼い主もいるという。

 ただ、自治体が引き取りを拒否することで今後、犬、猫の遺棄が増える可能性もある。同センターは「飼い主は一生飼うのが原則だ。飼い主の意識向上のため、幼少期からの教育に力を入れるなど啓発活動にねばり強く取り組む必要がある」としている。同センターでは23年度に12年度比で犬の引き取り数を70%減、猫を75%減、犬の殺処分数を60%減、猫は70%減に抑えたい考えだ。

(2014年3月25日 読売新聞)




posted by しっぽ@にゅうす at 06:00 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。