動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年04月05日

犬はお花見を楽しめるか?

産経ニュース

日本人の大多数が桜を好み、昔も今も街をピンク色に彩る桜の花は特別な存在です。ワンちゃんは桜の彩りを、どう感じているのでしょうか。

 犬の視覚能力を正確に把握することは難しいですが、いくつかのことが分かっています。例えば、視力は人の3分の1程度しかないといわれています。しかし、動くものであれば1キロ以上先まで認知できたという報告もあり、動く物を認知する能力は高いようです。

 また、感受できる光の波長範囲が人よりも狭いため、色を識別することが苦手です。ある研究では、犬は主に青と黄色の2色で認識していると報告され、人にとっての紫は青に、赤や黄緑は黄色に見えていると考えられています。つまり、ナスは青く見え、トマトは黄色く見えているということになります。なんだか奇妙な世界ですね。

 では、ピンクの桜はどうでしょう? 本当のところは犬に聞いてみないと分かりませんが、光の波長から推測すると、ピンク色は淡い黄色のように見えている可能性があります。

 このように視覚に関して優れているとは言い難い犬ですが、ご存じのとおり、嗅覚は抜群に優れており、その能力は人の100万〜1億倍と考えられています。

 人には視覚が重要であることと同様に、犬にとっては嗅覚が重要なのですね。犬は、私たちと同じようにピンク色の桜を楽しむことはないようです。しかし、もしかすると私たちには分からない桜の香りを嗅ぎ分けて、ひそかに『お花見』ならぬ『お花嗅ぎ』をして楽しんでいるのかもしれませんね。(アニコム損保 獣医師 小川篤志)




タグ:生態
posted by しっぽ@にゅうす at 05:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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