動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年04月18日

猫はなぜワガママなのか

マイナビニュース


甘えたい時だけ甘え、それ以外の時にはまるで知らんぷりと、まるで女王様のように振る舞う猫。なぜ猫はワガママ気ままなのでしょうか?どれだけ尽くしても報われない、飼い主が翻弄(ほんろう)される、こんな「猫のワガママ」さの理由を調べてみました。

(画像は本文と関係ありません)

■犬とは異なり単独行動で暮らす動物だから

猫は単独で狩りをする動物。それぞれの持つ縄張りの中で獲物を狙う、孤独なハンターだったのです。そのため群れで暮らす習性は持っておらず、すぐに逃げられるよう他の動物から一定の距離を置かないと、安心することができません。周囲に合わせて動く犬や人間とは違い、猫が周囲に振り回されずにわがまま・気ままに振る舞うのは、昔からのこんな単独狩り行動の名残なのです。

■猫にとっては他の動物と、距離を置いて過ごすのが「普通」

犬は飼い主になでられると、しっぽを振って大喜びする子が多いですが、猫は構おうとすると「放っといて」と言わんばかりにさっと逃げてしまうことがあります。猫は単独行動を好み、縄張り意識も強いため、近寄ってくるものは基本的に警戒します。人間に近寄ってくる時は、ご飯が欲しい、甘えたい等、自分がそうしたいと思った時だけ。こんな行動がわがままに見えやすいのかもしれません。

■気にしてるから「シカト」してるんです

一方で猫が群れでいる時もあります。そんな時、猫はわがまま気ままには振る舞わず、猫なりのルールを重んじて過ごすことがあります。その一つが、よく公園等で見かける外猫の集会での、猫の行動です。猫は群れに入る時、他の猫にまるで気づかない振りをして、わざと知らんぷりをし、周囲に目を向けずに自分の体をせっせとグルーミングしたりすることがあります。これは猫なりの群れに対する「警戒してません」、「害は与えません」という気持ちを示すポーズです。

人間にも、こんな行動を猫が見せることがあります。人間にとっては「そこにいたの?気づかなかったわ」とちょっとシカトされたような気持ちになる行動ですが、これは猫なりのコミュニケーション手段の一つ。わがまま気ままに見える行動の中には、猫が何かを伝えたくてやっている行動もあるようです。複雑な女心、ならぬ猫心なのでしょう。

人間にとって猫がワガママに見えるのは、群れで暮らす生き物かどうかの違いというだけで、もしかすると猫なりに「相手への気遣い」を行っているのかもしれませんね。


タグ:生態
posted by しっぽ@にゅうす at 06:26 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする