動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年05月06日

原発被災地の犬猫は今… 浅草・雷門で写真展

東京新聞


原発事故でいまも立ち入りが制限されている福島県飯舘村に二年前から通い、飼い主を待ち続ける犬や猫を撮ってきた写真家上村雄高(かみむらゆたか)さん(41)=国立市=の作品展「Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち」が、台東区雷門のギャラリー・エフで開かれている。二十六日まで。 (井上圭子)
 雪が降る中、犬小屋の鎖につながれたまま空を見つめる犬。あるじのいない家の窓から顔をのぞかせる子猫の姉弟。久しぶりに会いに来た飼い主にじゃれて甘える白い雑種犬。ボランティアの胸に抱かれて息絶えそうな老犬−。会場に並ぶ五十四点の作品からは、その向こう側にあった家族との幸せな物語も伝わってくる。
 上村さんが初めて村を訪れたのは一昨年二月。「もともと猫好きの猫撮り。現地がどうなってるのか知りたくて」。福島第一原発から三十〜五十キロ圏の村に犬猫の保護に行くボランティアに同行した。持参した線量計のアラームが鳴り続ける中、恐怖でいっぱいの撮影だったが、尻尾を振って飛びついてくる犬猫たちに引き寄せられ、二年間で六十回通った。現地で生まれた野生の子猫を四匹保護し、自宅で飼っている。
 六千人以上いた村民の多くがいまも暮らす仮設住宅では、動物との同居が禁じられた所もあり、飼い主には自宅へたまにエサをやりに戻る程度の滞在しか許されていないという。
 「原発大国日本ではいつどこで事故が起きてもおかしくない。『動物かわいそう』だけでなく、わが身に引きつけて考え、家族の一員と突然引き裂かれた飼い主の苦悩も想像してみてほしい」。上村さんは話した。
 正午〜午後七時(最終日は五時)まで。入場料無料だが、犬か猫のフード一品を持ち寄る。問い合わせは、エフ=電03(3841)0442=へ。




posted by しっぽ@にゅうす at 05:00 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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