動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年05月06日

犬の「鑑札・注射済」がオシャレに! 彦根市は「ひこにゃん」採用

Sankei Biz


彦根市は「ひこにゃん」、神戸市はマドロス風、姫路市はお城とともに犬キャラ−。キュートなデザインの小さなプレートは自治体が交付する犬の鑑札や狂犬病予防の注射済票だ。かつては文字や数字が並ぶだけだったが、ここ数年、親しみやすくかわいらしいデザインに変更する動きが加速している。犬の登録を進め、予防注射率をアップしようという狙いがある。(服部素子)

 首にひこにゃん

 滋賀県彦根市は3月、市の人気キャラクター「ひこにゃん」を採用した鑑札と注射済票を導入。鑑札は1柄だが、注射済票は3パターンあり、年度ごとに赤、青、黄の3色が入れ替わる。「遊び心と少しでも注射率をアップしたいとの願いから作りました。犬用ですが、猫(ひこにゃん)の手も借りて、なんとか…」と同市生活環境課。

 今年度から新デザインを導入したのが兵庫県姫路市。デザインは同市動物管理センターの今田吉隆さん(31)が担当、鑑札には犬のキャラクター「との」と姫路城がデザインされている。

神戸市は昨年度、鑑札と注射済票を刷新した。「飼い犬に装着したくなる魅力的なデザイン」をコンセプトにデザインを公募。全国から鑑札314点、注射済票253点の応募があり、鑑札には、潮風を心地よく受ける犬の姿を描いたミナト神戸らしい作品が採用された。ポリエステル製で洗濯もできるリボン風の注射済票を平成22年から採用しているのは東京都大田区。鑑札の2カ所の穴にリボンを通し、首輪に付ければアクセサリーのようだ。

 未登録300万匹近く

 鑑札や注射済票は「狂犬病予防法施行規則」で、様式は全国統一だった。しかし、19年から一定の要件を満たせば各市区町村で自由にデザインできるように制度変更された。

 背景には、法律で義務付けられている犬の登録や予防接種を行わない飼い主が少なくない、という現実がある。

厚生労働省によると、24年度末現在、全国の犬の登録数は678万5959匹。一方、ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査では、25年10月末現在、飼育数は推計1087万2千匹。登録義務は生後91日以上で、それ以下の犬が含まれないことを考慮したとしても、単純に300万匹近くが登録されていないことになる。理由として、狂犬病への関心の低下や室内で飼う小型犬が増え、従来の鑑札や注射済票では大き過ぎるという不満もあるとみられる。

 鑑札のデザインを手掛けた姫路市動物管理センターの今田さんは「親しみやすい鑑札によって装着率が上がれば、迷子になって処分される犬も減るのでは」と話している。

 ■登録は飼い主の義務

 犬の飼い主には「狂犬病予防法」で、居住している市区町村に飼い犬の登録▽飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせる▽犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着する−ことが義務付けられている。犬の所有者、飼育先を明確にすることで狂犬病が発生した場合、迅速・的確に対応するためだ。鑑札には登録番号を記載、交付は1匹につき1回。住所が変更(転出)した場合、転入先の自治体への届け出が必要となる。






posted by しっぽ@にゅうす at 05:00 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。