動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年05月14日

ペット介護に注目 高齢飼い主に代わり最期まで世話

日本経済新聞


生活環境や医療の改善によってペットの寿命が延びる一方、飼い主が高齢や病気のため世話することができなくなるケースが増えている。こうした中で飼い主に代わり、老いた犬猫を最期まで介護するサービスに取り組むペットホテルなどの施設に問い合わせが相次いでいる。

 昨年9月に施行された改正動物愛護管理法は飼い主が最期まで世話をする責任を明記し、自治体は受け取りを拒否できるようになった。介護施設の運営者は「行き場をなくしたペットを受け入れる場所が必要」と話す。

 介護用の低反発マットを敷いた3畳ほどの個室に、人間なら70〜85歳程度の犬3頭が暮らす。いずれも飼い主が病気で面倒をみられなくなった。

 3頭を預かる新潟県阿賀野市の「わんわんぱーく」は3月、老犬の終身介護を始めた。運営する柿本晃亜さん(39)は「高齢になると認知症で一晩中ほえたり、自力での排せつが難しくなったりする」と説明。費用は入居費一律5万円のほか月4万〜8万円かかる。

 日本獣医学会などの統計では、飼い犬の平均寿命は2009年に15.1歳。飼育数は約1100万頭で、うち半数以上が高齢期とされる7歳以上という。

 長崎市の「老犬ホーム アリスの家」では高齢の5頭が生活する。寝たきりになった中大型犬用のバリアフリーの個室5室は常に満杯だ。これまで20頭ほどを介護し、みとってきた。「最期まで飼い主と一緒に過ごすことが理想だが、人も犬も高齢化すれば事情が変わる」とセンター長の海士元(あまもと)弘さん(52)は力説する。

 環境省によると、ペットホテルなどによるサービスのほか、昨年4月1日時点で10都道県、計20施設が犬猫の介護専門施設として登録されている。担当者は「同様の施設の需要はさらに高まる」と予測している。


posted by しっぽ@にゅうす at 05:10 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする