動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年05月16日

不幸な犬猫 地域で減らす 県が計画改定  広島

読売新聞


 ◇殺処分75%減目標 野良猫去勢・避妊し共存

 県は、犬や猫の殺処分数の削減目標などを明記し、2008年に策定した「県動物愛護管理推進計画」を今年3月に改定した。削減目標をさらに進めて設定したほか、地域ぐるみの野良猫対策を推進する。かつて殺処分数で全国ワースト1だった汚名を返上すべく、県民に広く理解を求める。(中村隆)

 県食品生活衛生課によると、同計画は動物愛護管理法改正(2005年)に伴い、都道府県に策定が義務付けられた。犬猫の殺処分数を年間1万3117匹だった06年度から17年度までに50%減(約6500匹)としていたが、今回の改正で23年度までに06年度の75%減(約3200匹)に定めた。

 県では、11年度に殺処分数が全国ワースト1(8340匹)を記録したものの、県や広島市が動物愛護(管理)センターで犬猫の引き取りを有料にするなどし、殺処分は減少傾向にある。しかし野良犬・野良猫の割合をみると、12年度にセンターへ収容された犬猫8456匹(犬3062匹、猫5394匹)のうち、86%にあたる計7250匹を占め、全国平均77%を上回っている。

 今回の改訂では、地域で野良猫の増殖抑止に向けた取り組みを盛り込んだ。猫に去勢・不妊治療を施し、地域ぐるみで一世代に限って世話をする「地域猫」活動を推進。すでに導入した自治体では、住民らが野良猫の餌やりやトイレの場所を決めて猫を飼いならし、共存を図るなどの取り組みも進んでいるという。

 県は県内4か所をモデル地区として指定し、動物愛護団体などと実施方法を指導。行政だけではなく、地域住民が主体となって野良犬・野良猫対応策を考える協議会の設立も想定している。

 同課は「飼い主を対象にした啓発だけでは改善できない。広く地域に協力を求めながら、少しでも不幸な犬や猫を減らしたい」としている。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:00 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする