動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年05月31日

犬との会話 カーミングシグナル

産経ニュース


犬と暮らしている方もそうでない方も、犬と会話ができたらな、と思うことはありませんか。

 カーミングシグナルとは、ノルウェーのトウリッド・ルーガスにより考案され、犬が狼だった頃から受け継いでいるボディーランゲージのことです。直訳すると、「落ち着かせる合図」ですが、主に無用な争いを避け、自分の意思を伝えるために用いられていた、と考えられています。

 例えば、あくびは「つまらない」わけではありません。犬がストレスを感じているときや、相手に落ち着いてほしいときに起こるしぐさです。また、相手の口元をなめる動作は相手への敬意を示し、人にも使われます。不慣れな人は少し身構えてしまうかもしれませんが、犬としては友好的な態度です。

 また、見知らぬ犬同士で視線が合うのを避けるような行動や、真っすぐ近づかずにカーブを描いたりジグザグに近づいたりする行動は、相手へ敵意がないことを示します。

 人間社会と異なり、犬社会では、真っすぐに視線を合わせることは好意を示しているわけではないようです。同様に、人が初対面の犬に真っすぐ近づき目を合わせると、犬を緊張させるとされています。

 犬が人をかんでしまう場合に意外と多いのが、被害者から近づいたり、手を出したりするパターンです。知らない人に見つめられると、彼らは、こちらが考える以上に緊張してしまうのかもしれません。

 言葉を話すのは難しくても、しぐさの意味を知ることで、犬にとっても安心できるコミュニケーションがとれるとうれしいですね。(アニコム獣医師 金子真未)


posted by しっぽ@にゅうす at 00:00 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする