動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年08月05日

枚方のごみ処理場 心に寄り添うペット安置所

読売新聞


◇お別れがベルトコンベヤーでは悲しすぎて 職員ら手作り

 枚方市営ごみ処理場「穂谷川清掃工場」にある職員手作りのペット用安置所が飼い主らの心をいやしている。「家族同様に丁寧に弔いたい」との市民の声を受けた対応。こうした取り組みは全国のごみ処理場でも珍しいという。(久場俊子)

 同工場には、犬や猫などのペットが年間約750匹持ち込まれ、動物用焼却炉で処理されている。しかし、「お別れの場所が焼却炉に通じるベルトコンベヤーの前は悲しい」などの声が寄せられたため、井上康弘課長代理(46)が2011年頃、安置所を発案した。

 工場にあった廃品の物置を使って、仕事の合間に同僚らと作業を続け、12年1月に完成した。内側には木目の板をはって落ち着いた印象に仕上げ、祭壇の上には「いままでありがとう」と記した色紙を掲示し、ろうそくや線香を立てることもできる。

 家族全員での見送りや一人で泣きながら静かに手を合わせるなど別れのケースは様々だという。亡きがらは飼い主らが立ち去った後、職員が丁寧に扱って焼却炉へ。長年、過ごしてきたペットとの別れはつらく、毎朝、焼香に訪れる男性や、花をそなえる親子連れの姿も目立っている。

 井上課長代理は「私もペットを飼った経験がある。ペットを失った市民の心に寄り添える仕事につながっているのではないか」と話している。

2014年08月05日 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun


タグ:安置所
posted by しっぽ@にゅうす at 08:14 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする