動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年08月29日

愛媛県動物愛護センターで個体識別のマイクロチップを装着したネコ譲渡

産経ニュース


飼育の放棄や飼い主不明などで殺処分されるネコを減らそうと、愛媛県は不妊去勢手術をし、個体識別のマイクロチップを装着したネコを譲渡する取り組みを始めた。譲渡を受けた新たな飼い主を通じて、野良猫対策や繁殖制限への意識啓発を図るのが狙い。県内で殺処分されるネコは毎年4千匹前後に上り、全国的にも多いという。県動物愛護センターは「不幸な命を減らしたい」としている。

 同センターで譲渡するネコに繁殖を抑える不妊去勢手術と、迷子になっても飼い主の元に戻れるようにマイクロチップを装着する今回の取り組みは県のモデル事業として実施。期間は8〜10月。同センターの定期譲渡会で譲渡する約30匹に不妊去勢手術とマイクロチップを装着するほか、定期以外に譲渡するネコへのマイクロチップ装着などを行う予定。

 今月9日にあった定期譲渡会では、同センター担当者は、集まった7組15人を前にモデル事業を説明。さらに室内飼育の徹底などを求め、「譲渡を受けた人が模範的な飼い主になってほしい」と呼びかけた。

 殺処分されるネコの改善は県の動物愛護管理推進計画にも盛り込まれている。同センターによると、平成25年度に県内で3529匹が殺処分されるなど、毎年、3500〜4500匹に上る。一時は4千匹を超えていたが、飼い主への啓発活動などで25年度は1024匹まで減少したイヌに比べると対照的という。

 同センターの岩崎靖所長は「殺処分される不幸な命を減らすためには、地道な啓発活動が必要。今回の取り組みが飼い主のマナー向上につながれば」と話した。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:03 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする