名張市が保護した迷い犬の件数が8月下旬にかけて4件と相次いだ。保護された犬は全て飼い主の連絡先などが記されていなかったことから、市環境対策室は「首輪に必ず飼い主の名前と連絡先を明示するようにしてほしい」と呼びかけている。【市に保護された迷い犬=名張市鴻之台で】
同室によると、8月22日と25日に市内で職員が保護し、26日、27日には市民が保護した犬が市役所に持ち込まれた。
普段使用している2匹分のゲージに加え、予備のゲージも使って保護していたところ、29日までに4匹のうち3匹は飼い主が見つかったという。
同室によると、市が今年度保護した迷い犬は8月29日現在12匹で、うち7匹は飼い主が見つかっている。保護期間の1週間が過ぎても飼い主が見つからない犬のほとんどは、市内の動物愛護団体を通じて里親を見つけてもらっているという。
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