動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年09月20日

猫の殺処分ゼロ目指す 20日、岐阜でビデオ上映

中日新聞



二〇二二年二月二十二日までに、猫の殺処分をゼロに−。そんな目標を掲げる猫の愛好家グループ「ネコ市ネコ座実行委員会」が二十日午後六時から、岐阜市のJR岐阜駅北口の信長ゆめ広場で、「インターネット猫ビデオフェスティバル」を開く。愛らしい猫の動画を楽しみながら動物愛護を考えてもらおうと、国内で初めて企画した。

 「死ぬために生まれてくる命をなくしたい。まずは猫に興味を持ってもらいたいんです」。保護された猫と触れ合うカフェ「ネコリパブリック」(岐阜市正木)を営む実行委員会の河瀬麻花委員長(39)は思いを込める。

 県によると、岐阜では昨年度、千五百匹余の猫が殺処分された。そのうち八割が生後半年未満。去勢や避妊の手術をしないまま捨てられた猫や野良猫が産んだ子どもたちだ。「二時間おきにミルクを飲ませる必要があり、保健所ではとても育てられないんです」と河瀬さんは声を落とす。

 河瀬さんら岐阜、大垣、京都市の猫愛好家十人が六月、猫の命を救おうと、グループを結成。猫の鳴き声にひっかけて、「二」が多く並ぶ期日を殺処分ゼロを実現する目標に掲げ、米国で人気がある猫の映画祭を日本でも開こうと三カ月かけて準備を進めてきた。

 当日は幅五メートル、高さ三メートルの大型スクリーンを設置。インターネットで集めた作品を中心に短編約六十本を上映する。一本当たり数秒から二分間で、計一時間二十五分ほど。猫が昼寝中にハトにつつかれたり、水を張った浴槽に落ちたりして、くすっと笑える姿を楽しめる。保健所に引き取られた動物の最期を伝えるアニメーションも上映する。

 会場には、猫の保護活動に取り組むボランティア団体を紹介するブースも設置する。

 河瀬さんは「猫と人間の共生を一緒に考えて行動するコミュニティーづくりのきっかけになれば」と話している。

◆県内で昨年1565匹が悲しい最期

 県によると、県内の保健所に引き取られる猫は、この10年間で半減している。2004年は4057匹だったが、昨年2089匹に。飼育希望者へ譲った匹数も07年以降増える傾向にある。

 それでも支援は十分ではなく、昨年も1565匹が殺処分に。県担当者は「去勢や避妊の対策をせず捨てられた猫は子どもを生んでしまう。一度育てると決めたら、最後まで面倒を見てあげてほしい」と話す。

 (松野穂波)
タグ:殺処分
posted by しっぽ@にゅうす at 07:57 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする