動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年11月15日

繁殖業者が犬遺棄か…自治体に断られ困って?

読売新聞


栃木県さくら市の鬼怒川河川敷で10月31日に小型犬40匹以上の死骸が発見されてから、多数の犬が衰弱した状態で放置されていたり、死骸が捨てられていたりする問題が全国で次々と明らかになった。

 放置や遺棄は山梨、埼玉、群馬、佐賀県でも判明して13日現在、少なくとも計218匹に。動物愛護管理法改正で、自治体が引き取りを拒否できるようになり、困った業者が捨てた可能性が指摘されている。

 栃木県では、鬼怒川で計44匹の死骸が発見された後、那珂川町で死骸27匹と生きている犬5匹が見つかった。日光、那須塩原、足利市でも7月以降、犬計19匹が保護され、今月13日に日光市の林道で生きている犬8匹が新たに見つかった。

 山梨県では、3〜4月に南アルプス市などで生きている犬計39匹が放置されていた。埼玉県でも、さいたま市・秋ヶ瀬公園で死骸3匹を含む31匹が見つかるなど、昨年10月〜今年7月の間に計46匹が発見された。

 死骸の遺棄は廃棄物処理法違反、生きている犬も虐待して捨てれば動物愛護管理法違反となるため、栃木県警などで捜査している。

 見つかった犬は、ほとんどがチワワやトイプードルなど人気の小型種で成犬。ブリーダー関係者によると、ペットブームで繁殖業者が増えた結果、供給過多で売り上げが落ちた。

 さらに、昨年9月の動物愛護管理法改正で原則、対面販売となり、インターネット販売が不可能になった上、自治体が飼い主や業者からの引き取りを拒否できるようになった。安易なペット購入を防ぎ、責任を持って飼ってもらう法改正が、業者に追い打ちをかけたという。

 営業をやめた業者から犬を引き取っている栃木県のブリーダーは「法改正で犬が売れ残り、経営が悪化したブリーダーが増えた」と語る。東京都の小売業者も「自治体に断られ、困って山などに捨てたり、殺処分したりするケースもあるのだろう」と推測する。

2014年11月14日 08時52分 Copyright コピーライトマーク The Yomiuri Shimbun


タグ:業者 遺棄
posted by しっぽ@にゅうす at 07:53 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする