動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年12月20日

お口のチェックで歯周病予防

産経ニュース

犬猫の飼い主さんから受けることが多い相談の一つに、歯にまつわるものがあります。

 「急に歯が抜け落ちた」「歯磨きが難しい」などさまざまです。歯は目に見えるものなので、意識する飼い主さんが多いようです。

 犬猫も人間と同様の構造の歯があり、歯の表面を覆うエナメル質は体の中でも特に硬い組織です。ただ、乳歯から永久歯への生え変わり方が少し異なります。

 人では乳歯が抜けた後、歯がない状態が少しの期間ありますが、犬猫にはありません。その代わり乳歯と永久歯がそろって生えている時期があります。つまり、永久歯が生え始めた後に乳歯が抜けるため、歯がない状態には通常ならないのです。

 永久歯は前歯や奥歯など歯の種類によって生える時期が異なります。前歯は一番早く生後3〜4カ月で生え始め、6〜7カ月で奥歯を含めて全ての永久歯がそろいます。全てそろうと犬は42本、猫は30本。しかし、欠歯(けっし)といってどこかの歯がもともとなかったり、うまく歯が生えずに歯肉に潜っている埋伏歯(まいふくし)になったりする場合があります。

 抜けるはずの乳歯が抜けずに残る乳歯遺残(いざん)はよく見受けられます。歯並びに影響が出るほか、歯と歯の隙間が狭く歯石が付きやすいため歯周病になりやすいといわれています。頃合いを見計らって抜歯するといいでしょう。

 人間と比べ虫歯が少なく、キシリトールの大量摂取で中毒を起こす例があるといった違いはありますが、歯磨きの重要性は同じです。まずは口を触る、見ることから予防を意識してみてはいかがでしょうか。(アニコム損保 獣医師 原麻衣美)



タグ:健康
posted by しっぽ@にゅうす at 07:44 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする