動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年12月27日

「子供たちはペットと一緒にいる時に血圧や心拍数が安定」

東亜日報


中学2年生のA君(京畿坡州市)は、小学校5年生だった2010年、情緒不安で約6ヵ月間、心理治療を受けた。そして、心理カウンセラーから子犬を飼うように勧められ、マルティーズを買って、4年以上飼っている。A君は現在、明るくて朗らかな学校生活を送っている。学校での人気も高い。
ペットを飼えば、どのような効果があるだろうか。英国では、50%以上の家庭がペットを飼っているという統計が出ている中、国内でも、日々、ペット、とりわけ犬への関心が高まっている。多くの科学的研究で、ペットと一緒に住む人は、健康上の問題で医師にかかることがあまりないという。ペットとの散歩を欠かさず行わなければならず、心血管系病気が著しく減った。

特に、犬は人に心理的安定を与える。とある研究では、身近に犬がある時とない時とを比べて、休みの状態と大声で本を読んだときの子供らの血圧と心拍数を測定したが、その結果は、犬がいる場合、血圧が著しく下がる効果を示した。人間は、怒ったり不安を覚えたりすれば、体が「逃避または闘争」の反応を示す。これは、交感神経を活性化させて、血圧や心拍数、呼吸数を増加させ、ホルモンの変化を引き起こすからだ。親しい動物と一緒にいれば、ストレスが減少するという意味だ。

犬は、子供の社会発達や感情技術も向上させる。犬は、人間に対して、無条件の愛を示す。これを受け、特に、子供が怒っていたり、両親から叱られたり、学校でトラブルがあったとき、ペットの役割が目立つことになる。子供たちは、他人とコミュニケーションができないと感じる時、自分の問題をペットに語る。犬は家族の一員とみなされ、家庭内の社会的働きをさらに促進させる。共働きの家庭で、子供が自宅で1人でいる時に、安定感を与えることができる。米児童心理学者のボリス・レビンソンは、たまたま、自分のペットの犬を見て、心理的傷害を負った子供が、好意的に反応することを発見し、動物媒介治療の創立者となった。内気な性格に変ったため、敵対的かつ口数の少なかった子供が、犬と一緒に遊びながら変ってきた。ペットは、子供に脅威的でない社会的接触を提供し、これを通じて、子供が心配や懸念を表現し始めたのだ。ペットが、子供と社会との中立的媒介になるのだ。

ペットは、高齢者の喪失感を癒すことにも大きく役立つ。職業や配偶者の喪失は、高齢者らに大きなストレスを与え、うつ病へとつながりかねない。高齢者たちの死別の影響について調査した研究によると、ペットを飼っている高齢者は、そうでない高齢者に比べ、うつ病を患う割合が低かった。

ホタル動物病院(京畿高陽市一山)のイ・テヨン院長は、「獣医は、治療だけに集中するため、人間と動物との社会性についてはよく知らない。ただ、ペットと一緒に動物病院を訪れる人たちは、まるで家族が病気でもかかっているかのように心配し、悲しんでいる。犬を家族の一員だと考えているからだろう」と話した。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:47 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする