動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2014年12月27日

猫・犬の飼い主、4人に1人が10万以上の入院費を払った経験があると判明

マイナビニュース


今年も残すところ、あと6日あまり。普段、一人暮らしをしている人も、年末年始は地元に帰り、実家で飼っている犬や猫と戯れるなんて人もいるのではないだろうか。今回は、そんなペットにおける医療費について、au損害保険が実施した調査結果を紹介したい。

調査は11月6日、20代から60代の犬か猫を飼っている人607人を対象に実施。その結果、 「手術を伴う入院」「手術を伴わない入院」を合わせて59.2%がペットの入院経験があるとわかった。また、このうち「手術を伴う入院」を経験したことのある人は40.4%。実際に入院1回あたりにかかった費用では、10万円以上を支払ったことのある人は25.4%にも及んだ。


そんな中、ペットを飼う上で困った経験として最も多かった回答は「入院費用が高額だった」で37.9%。以下、「いくらしつけをしても治らない」(36.2%)、「合計の通院費が高額になった」(31.5%)とペットの医療費で悩みを持つ人が多かった。

軽い下痢など、一度の通院と自宅での数日の投薬で完治すれば1万円もかからないことが多い。しかしながら、たとえ投薬で治る下痢であったとしても、通院が長引けばかなりの高額になることが多い。これで終わればまだ幸いだろう。詳しく検査したところ腸に腫瘍が見つかり、入院・摘出手術なんてことにまでなれば、費用はその何十倍にもなる。

それにもかかわらず、ペット保険に加入している人の割合はわずか18.7%。別の質問で、88%の人がペット保険を認知しているにもかかわらず、実際に加入している人は少ないという結果が示された。もしかしたらあなたもそんな1人ではないだろうか。ペット保険という制度ができてからまだまだ日も浅く、「本当に支払ってくれるのか」という不安を抱いていたり、また、飼っているペットの年齢が若いと「まだ病気にはならないだろうし、保険はいらないだろう」と油断をしてしまうこともある。各ペット保険会社は、「支払いができるケース」と「支払いができないケース」を明確に提示し、飼い主たちの不安を払しょくする努力をしていたり、また、ペットの年齢が若くとも重篤な病気に罹患するケースもあることを啓蒙している。

さらに、ペット保険で重視する点について、「毎月の保険料が安い」が68.7%で最多。以下の回答では、「入院・手術費・通院の補償金額が多い」(44.8%)、「保険金の支払い回数や1回あたりの限度額の条件がない」(24.9%)といった金銭面を重視する人が多い傾向が見られた他、40.4%が「サポート体制の充実」を挙げ、万一の際に相談できるサポート体制も重要とみなす人が多いことがわかった。その保険が本当に大切な家族を守れる保険なのか。補償内容や付帯サービスの内容をしっかり見極めた上で、検討した方が良さそうだ。


今回の調査結果を受け、電話どうぶつ病院「Anicli24」の三宅亜希院長は「予防医療の重要性が浸透し、ワクチン接種や寄生虫予防を確実に行うようになったことや、獣医療の向上により受けられる治療が増えてきています」と年々、増加傾向にあるペットの医療費について実状を解説。加えて、「高度な設備を有した二次診療施設で手術を行うケースも増えており、飼い主さんが選択できる治療法は以前に比べて明らかに多くなっています。いざという時に安心できるよう、予防から病気のことまでなんでも相談できるかかりつけの先生を見つけ、共にペットを守っていくという意識を持ちましょう」とアドバイスしている。

ペットも大事な家族の一員。年末年始、家族が集合するこの機会に、ペットの健康管理について話し合ってみてはいかがだろうか。



タグ:医療
posted by しっぽ@にゅうす at 07:02 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする