動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2015年02月03日

県が災害救助犬育成 知事会見、愛護センターの犬活用

徳島新聞


徳島県は、県動物愛護管理センター(神山町)で保護した犬を災害救助犬に育てる取り組みを始める。南海トラフ巨大地震などの大規模災害時に備えるとともに、県民に飼い主になってもらい動物愛護精神の醸成を図る。都道府県が主体となって救助犬を育成する全国初の試み。2日の定例会見で飯泉嘉門知事が明らかにした。

 県は、訓練機関のノイマンドッグスクール(板野町)と連携し、センターで保護している生後半年〜1年の犬の中から、救助犬の適性がある2匹を選ぶ。2日から27日までの間、救助犬の生涯のパートナーとなる飼い主を募り、譲渡する。

 救助犬になるには、家屋倒壊などの現場で行方不明になった人を捜索するための特別な訓練が必要となる。訓練期間は1年間で、飼い主に月1回程度、同スクールに通ってもらう。災害時に要請があれば、飼い主は救助犬を連れて出動することになる。

 1匹当たり約30万円の訓練費用は、県と協定を結ぶ丸本グループ(海陽町)からの寄付を充てる。健康診断なども県動物愛護推進協議会の協力を得ることで飼い主の経済的な負担を抑える。

 現在、県内にいる救助犬は4匹。知事は「まずは成功事例をつくり、徐々に増やしていきたい」と語り、継続事業とする方針を示した。

 県は「人と動物の尊い命を守る」活動を通して、目標としている殺処分ゼロへの取り組みを推進する。センターでは、2012年度1534匹、13年度1263匹、14年度は11月末時点で607匹の犬が殺処分されている。

 飼い主の応募方法などは県のホームページで紹介している。問い合わせは安全衛生課<電088(621)2293>。



posted by しっぽ@にゅうす at 07:00 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする