動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年04月01日

高速バス「はぼろ号」ペット持ち込み禁止へ マナー悪い客、後絶たず

北海道新聞


【羽幌】沿岸バス(羽幌)は4月21日から豊富・羽幌・留萌と札幌を結ぶ都市間高速バス「特急はぼろ号」で、犬や猫などペットの持ち込みを禁止する。道内は既に大半の都市間バスが禁止しているが、同社は運行路線にJRなど代替の公共交通機関がないため、一定の条件で認めていた。ただ一部のマナーの悪い客によるトラブルが後を絶たず、禁止を決めた。

 禁止の理由は、都市間バスは高速道路を利用するため《1》乗客に迷惑がかかる事態が起きても停車が困難《2》停留所の間隔が長く、路線に代替交通手段がないため、悪質な客も途中下車を求められない―など。

 道内では2012年4月、動物の臭いや鳴き声が他の乗客の迷惑になり、アレルギーのある人への配慮もあって都市間バスを共同運行する各社が持ち込みを禁止。このうちジェイ・アール北海道バスが単独運行する札幌―広尾、えりも間と、沿岸バスだけが引き続き認めてきた。

 しかし、「はぼろ号」でもトラブルがたびたび発生。同社は持ち込みの条件として必ずケージに入れ、他の乗客がペットと隣り合わせにならないようペット用の乗車券の購入(通常の半額)を求めていたが、守らない乗客が多かった。

 中にはボストンバッグに入れて乗り込み、座席を犬の尿で汚したり、途中のサービスエリアで犬の散歩をして出発時間に遅れたり、走行中にケージから出して車内の通路を歩かせたりする例もあったという。

 同社によると、はぼろ号への持ち込みは年末年始やお盆など繁忙期の約1週間で20〜30件、通常の週末で月5〜10件程度。今回の措置に千歳市内に住む娘が月1回、小型犬を連れて帰省する羽幌町内の主婦(52)は「マナーの悪い客がいるなら仕方がない。でも、今後は車で千歳まで迎えに行くか、娘に車を持ってもらうしかない」と表情を曇らせた。

 ペットを飼う人の大半は乗車マナーを守っているという。同社は「本当にごく一部の悪質な客のために禁止するのは残念でならないが、他の乗客へこれ以上の迷惑はかけられない」と理解を求めている。盲導犬など補助犬は対象外。(鷲見浩二)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:38 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする