動物 しっぽニュース
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2016年04月04日

猫と暮らせる家へリフォーム…キャットウォークの設置

読売新聞


高い位置に専用通路/窓に脱走防止の格子

テレビの上の板や本棚がキャットウォークになった水品さんのリビング。つり橋のような通路もある(東京都内で)
テレビの上の板や本棚がキャットウォークになった水品さんのリビング。つり橋のような通路もある(東京都内で)
清水さんがリフォームした住宅。高さ90センチの窓に脱走防止用の格子を設けている
清水さんがリフォームした住宅。高さ90センチの窓に脱走防止用の格子を設けている
 猫人気に伴い、猫と暮らす家への関心も高まっている。リフォームで猫の通路を設けたり、窓に脱走防止の格子を付けたりすることができる。


 猫は、高いところに飛び乗るなど上下に動くのを好む。人とペットが共生する住まい作りを提案する設計事務所「わんにゃん健康住宅研究所」(東京)の代表、清水満さんは「猫の習性を理解して住環境を整えましょう」と話す。

 清水さんが依頼されるリフォームで多いのが、キャットウォーク(通路)の設置だ。

 猫8匹と暮らす東京の水品朱美さんは、自宅マンションのリビングを改装。壁に猫が歩けるような本棚を配置し、本棚から部屋を横切るようにつり橋を設けた。部分的に、強化ガラス製のキャットウォークも取り付け、下から猫のおなかや手足の肉球を眺めている。「冬は暖かい空気が上にいくため、猫は上に行って気持ちよさそう」と水品さん。

 清水さんによると、キャットウォークの設置費用は50万円から。色を家具や壁面とそろえるなど自由に注文できる。あらかじめ各パーツを工場で作るため、現場での取り付け作業が1日で済むことも多い。

 「猫は急に嘔吐おうとすることもある。掃除がしやすいよう、椅子に乗れば手が届く高さに設置することが重要です」と清水さん。キャットウォークを使わない猫もいるため、猫の性格を見極めてからリフォームをするか決めたい。

 清水さんが請け負うリフォームでは、窓や玄関に脱走防止の格子を取り付けるケースもある。猫は狭い隙間もすり抜けるので、格子の間隔を5センチ以下にしているという。

 ミサワホームは、猫のためサッシを出窓にするリフォームを行っている。出窓での日なたぼっこや昼寝を好むといい、費用は20万〜30万円ほど。ドアに小さなくぐり戸を設け、行き来できるようにする工事も10万円前後でできる。

「飼える」賃貸検索サイト

 猫が飼える賃貸住宅を探すのに苦労する人は多く、紹介するサイトが登場している。

 不動産会社「リックス・ジャパン」(東京)は、約1年半前から猫の飼育が可能な物件が検索できるサイト「ねこべや.com」を運営。東京、神奈川など約200の物件を扱う。キャットウォークを備えたり、猫のひっかき傷が付きにくい特殊な壁紙を使ったりしている物件もある。

 同社の広報担当、伊達彰さんは「賃貸住宅でも猫と楽しく過ごしたいという需要は年々高まっており、20〜40歳代の女性からの問い合わせが多い」と話している。

2016年04月04日 Copyright c The Yomiuri Shimbun



posted by しっぽ@にゅうす at 08:01 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする