動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年04月09日

犬の歴史

産経ニュース


ペットとして、私たちにもっとも身近な動物の一つが「犬」ですね。みなさんは、そのルーツがオオカミだということを知っていますか? 約1万年前、オオカミが人の住居の見張りや狩りの補佐役として餌付けされ、家畜化されたのが、人との出会いの始まりとされています。

 オオカミは群れを作り、群れで行動します。群れの中には厳密な上下関係が存在し、リーダーには服従することが絶対のルールです。犬は、オオカミからこの習性を引き継いでいるため、人との暮らしの中で主従関係を認識することができるのです。

 狩猟犬や牧畜犬のように、ほかの動物と比べても人と仕事をすることが多いのは、主従関係が理解できるからです。

 犬は、狩猟や牧畜といったさまざまな仕事に合わせ、長い歴史のなかで数多くの犬種が生み出されました。その種類は、現在約300種類。かわいらしい見た目で人気のダックスフントも、本来の仕事は狩猟犬でした。胴が長く、四肢が短い独特の体形は、アナグマが潜む巣穴に入り、追い出すのにぴったりなのです。これを表すように、「ダックスフント」の「ダックス(Dachs)」は、ドイツ語でアナグマという意味なんですよ。

 ただ、狩猟や牧畜に適した体格で生まれてきた犬が、ペットとして暮らす場合には注意しなければならないこともあります。

 例えば、食事の量。狩猟犬として活動している犬は、1日に必要なエネルギー量がペットの2倍以上なので、狩猟犬をルーツとしている犬は食欲が旺盛な傾向があります。しかし、ペットとして暮らす場合は、肥満に注意しなければなりません。

 それぞれの犬の歴史を学びながら、食事をはじめとした生活スタイルを見直してみてもいいですね。(ロイヤルカナン ジャポン 獣医師・五十嵐靖)

posted by しっぽ@にゅうす at 08:08 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする