動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年08月06日

見て 飼って かわいいニャ〜 札幌圏も猫ブーム 写真展盛況

北海道新聞


猫ブームが、札幌圏にも押し寄せている。猫の写真やグッズを集めたイベントがにぎわい、猫関連の書籍の売り上げも好調だ。ペットショップでは子猫の販売がここ数年で倍以上に伸び、猫の飼い主向けの専用賃貸物件まで登場している。

 枝の上を歩く猫や、雪の上で寝転ぶ猫。2日に札幌三越で始まった動物写真家岩合(いわごう)光昭さんの写真展「ふるさとのねこ」は、青森の四季をバックに表情豊かな猫の写真約160点が並び、初日からにぎわった。札幌市中央区の大学教授辻弘範さん(45)は「アパート住まいで飼えないけど、猫が好き。きょうは写真をじっくり見て癒やされた」と満足そうだ。

 同店は岩合さんの写真展を2年前にも開いたが、ポストカードやクリアファイルなどのグッズの売れ行きは前回の倍のペースという。14日までの期間中、「猫特需」にあやかろうと、食料品売り場でも、猫の顔や足裏の肉球をかたどった菓子やすしを販売する。

 紀伊国屋書店札幌本店でも6、7日、猫のイラストを読者が描き込む絵本「ねこタングル」の原画展示やスタンプラリーがある。同店によると、猫に関連する新刊はここ1年で倍増しており「猫ブームの力で店を盛り上げたい」という。大丸札幌店も猫グッズを集めたイベントを6月に開いたばかりだ。

 近年の猫ブームは、和歌山県の鉄道で「駅長」を務める猫の話題が火付け役になった。ペットフード協会(東京)の推計によると、2015年の国内の猫の飼育数は4年前から26万匹増の987万匹。これに対し犬は約2割減の991万匹で、猫が犬に迫っている。単身や高齢者世帯にとって、散歩がいらない猫の方が飼いやすいためとみられ、関西大(大阪)の宮本勝浩名誉教授は15年の猫ブームの経済効果を2兆3162億円と見積もる。

 札幌市のペットショップ「ワンダードック」(豊平区)によると、ここ5年で子猫の値段、年間の販売数がいずれも倍以上になった。市内には猫の飼い主向け賃貸物件も7月に登場した。手掛けたのはリフォーム会社「満室研究所」(西区)で、豊平区中の島の1LDKのアパート3戸を改修した。猫が部屋の高い場所を歩き回れる「キャットウォーク」やつり橋を備え、洗面所のドアの片隅に、猫が自由に出入りできる専用扉などを付けた。家賃は管理費別で9万5千円。

 猫用グッズを自作する人もいる。札幌カルチャーセンター平岡(清田区)は6月、猫の寝床「猫ちぐら」を紙製のひもで編む講座を初開講した。問い合わせが相次いだことから、9月にも同じ講座を開く予定だ。(本郷由美子)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:59 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする