動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年08月30日

「ペットも大事な家族」 同行避難訓練

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9月1日の「防災の日」を前に28日、函南町と三島市で南海トラフ巨大地震を想定した総合防災訓練が行われた。大掛かりな会場型訓練のほか、各自主防災会で地域の実情に即した訓練を繰り広げた。ペット飼育家庭が増えている中、函南町はぺット同行避難の対応を初めて取り入れた。伊豆市と伊豆の国市は、4日に実施する。

【ペットの同行避難】いざという時のために日頃から準備するものとは?

 ■丹那で大掛かり会場型 町職員と住民400人参加―函南

 函南町は、丹那地区の農村環境改善センターと酪農王国オラッチェ駐車場で、陸上自衛隊、田方北消防署、国土交通省などの協力を受け会場型の訓練を実施した。町職員と住民合わせ約400人が参加した。

 町は飲料水確保のための緊急用浄水器の操作やペット同行避難の対応など、自衛隊は災害救助機材の説明や自衛隊車両の展示など、消防は煙体験や簡易担架の使用法など、国交省は災害対策車両の展示・説明を行った。

 ペットの被災対策は、東日本大震災や熊本地震でも課題に上がった。本県では昨年3月、「災害時における愛玩動物対策行動指針」を策定し、災害時に飼い主がペットを置いて避難した場合や避難所での同行避難のルールを示した。町の担当者は、避難所では専用スペースで収容することを説明し、ペットを入れるケージと5日分のフード・水など備蓄品の必要性を指摘。飼い主には「動物が苦手な人やアレルギーの人も避難してくる。普段からのしつけと他人に迷惑を掛けない心配りが大切」と呼び掛けた。

 柴犬を飼う加治屋宣子さん(77)は「ペットも大事な家族。うちの子は人見知りし、つえをついていたり、帽子をかぶっている人に吠えるので心配」と不安な表情を浮かべた。

 訓練後、講評に立った森延彦町長は「多くの町民が参加した大変意義深い訓練だった。今回は子どもの命を守る幼・保育園の園長にも参加してもらった。町は災害に対する備えを今後もしっかり進めていくが、一番大切なのは町民の訓練参加」と日頃の訓練の大切さを指摘した。

今年の訓練では、小中学生も積極的に参加し、町全体では約8千人が参加した。

 ■三角巾で腕の骨折固定、道路復旧や救出訓練も 梅名・中郷西中に800人―三島

 三島市は、梅名の市立中郷西中で行った。行政や自主防災会、関係機関、市民など約800人が参加し自助、共助などを高める実践的な訓練に取り組んだ。

 グラウンドでは、道路復旧や倒壊家屋からの救出訓練などを実施した。土砂崩れに巻き込まれた車両の救出では、市建設事業協同組合が重機で車両の周りの土砂を取り除き、自衛隊が車両のドアを外して要救助者を救出、担架で運び出した。

 体育館では県看護協会による三角巾の包帯法講習などが行われた。参加者は三角巾を使い、腕の骨折や足の捻挫のための固定包帯や出血を防ぐ圧迫止血の巻き方に取り組み「いざという時に実践したい」「忘れないようにしたい」と万一に備えた。また、市や三島署、市医師会などによる遺体措置訓練も開いた。

 展示・体験コーナーでは簡易トイレの展示や、ろ水機・受水槽からの給水体験なども行われた。豊岡武士市長は「大規模災害はどこでも起こりうる。常に万全な備えや自助、共助の重要性を学んでほしい」と呼び掛けた。




posted by しっぽ@にゅうす at 08:11 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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