動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2016年12月31日

土佐犬逃走なら、活動停止処分も…愛好家団体

読売新聞


青森県八戸市などで土佐犬が逃げ出す例が多発したことを受け、土佐犬愛好家らで組織する南部土佐犬普及会が、犬を逃がした場合などに活動停止などの処分を行えるよう会則を改定することがわかった。


 来年1月に県に報告する。予防接種を行わない場合も同様に処分する内容で、同会は「会員の良心に頼っていたが、ルールを作ることで強く指導できる」としている。

 同会の会則では、飼育時は犬舎にフェンスや鉄骨を使って鎖でつなぐことも定めていたが、逃がした場合などの処分は定めておらず、活動停止などの処分となるのは闘犬大会で暴言を吐いた場合などに限られていた。

 しかし、今年、飼育を巡る問題が多発したことから、逃がした場合の処分を盛り込むことで再発防止を図ることにした。12月に開かれた総会では改定に異論は出なかったという。

 改定する会則では、逃げたり、放し飼いしたりしていたことが確認された場合は「6か月の活動を停止し謹慎」、土佐犬による傷害事件は「1年以上の活動を停止し謹慎」となる。狂犬病予防法で飼い主に義務づけられた市町村への登録や、年に1度の狂犬病予防の注射をしていなかった場合も「6か月の活動を停止し謹慎」とする。虚偽の申告をした場合も処分対象になるほか、未登録や未接種をくり返した場合などには脱退の勧告や除名の対象となる。

 県によると、土佐犬が逃げるなどした事案は今年、10月時点で8件あった。扉の施錠ミスや散歩中に首輪が外れたことで逃げ出した例があるほか、六ヶ所村では犬舎から1頭が行方不明になり、数日後においらせ町で死んでいたケースもあった。

 9月には八戸市内で逃げ出した土佐犬が小学生をかんで軽傷を負わせており、同会では飼い主が当時会員だったことや、県から各愛好家団体に対応策を講じるよう要請もあったことから、再発防止のため改定を決めたという。規模が大きい同会が会則を改定することで、他団体への影響もあるとみており、同会は「世間を騒がせたし怖い思いもさせたので、改定は当然。これ以上、同じような事案を起こさないようにしたい」と話している。

◆南部土佐犬普及会=八戸市や三沢市、むつ市などの200人以上の会員がいる大規模な愛好団体で、会員による闘犬大会などを行っている。

2016年12月30日 13時33分 Copyright c The Yomiuri Shimbun


posted by しっぽ@にゅうす at 06:23 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする