動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年03月28日

なにかとお金がかかります 「ペット支出」も記帳しよう

産経ニュース


読者の中にも、犬や猫を飼われている方はたくさんいらっしゃることでしょう。ペットという感覚ではなく、家族の一員と捉えている方も多いはずです。

 一般社団法人ペットフード協会の平成28年の調査によると、犬の飼育頭数は987万8千頭、猫は984万7千頭で、犬と猫だけで2千万頭近くに上ります。近年の傾向として、犬の飼育頭数は減少する一方、猫の飼育頭数はほぼ横ばい。本当は犬を飼いたいけれど、アパートやマンションなどの規則で飼えない方も少なくないように思います。

 ところで、今回ペットの話を取り上げるのは、家計診断の中で、ペット費をきちんと記帳していないご家庭が多いと感じるからです。生まれて間もない頃から育てると、犬や猫は10年以上、飼育するケースが多いはずです。

 ひと月にかかるペット費が1万円だとしましょう。この場合、年間で12万円、10年間で120万円ほどかかる計算になります。このほか、ペット保険の保険料なども加えると、実際にかかる金額はもっと膨らむでしょう。また、徐々に飼育頭数が増えて多頭飼いになり、ひと月2万〜3万円近くかかっているご家庭もあります。この場合は年間で数十万円単位の支出になっているはずです。

 「子供が独立して寂しい」とペットを飼い始める方にもよくお会いします。年金暮らしをされていると、ペット費の負担で家計が赤字になったり、貯蓄が速いペースで減ってしまったりする場合もあり、老後資金に不安が出てしまいます。

「ペットは家族だからお金がかかっても仕方がない」とおっしゃる方もいますが、生活に余裕があるご家庭以外は、ペット費に毎月どのくらい支出しているか、きちんと記帳しましょう。ペットを飼う行為は、家計費の費目を一つ増やすことになるからです。家計が赤字になっているご家庭では、記帳だけではなく、ペット費の予算化も必要です。ペット費の予算を考えるときは、それ以外の費目での節約を同時に考えましょう。

 また、ペット保険への加入も必須だと思います。具体的な保険商品については別の機会に紹介したいと思いますが、人間の健康保険のように、3割や5割などの自己負担で治療を受けられる制度です。ペット保険に加入していれば、窓口で支払う治療費を軽減できます。

 家計が厳しいご家庭では、ペットの具合が悪そうなのに、費用が心配でなかなか病院に連れて行けないケースもあります。犬や猫も高齢化によって病気になるリスクが大きくなり、治療費に加え手術費が必要になることもあります。大切なペットの命を守るためにも、ペット保険には必ず加入しておきましょう。

 (ファイナンシャルプランナー 畠中雅子)

posted by しっぽ@にゅうす at 07:45 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする