動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年03月30日

殺処分される犬猫は 1日およそ130頭。あなたはどう思う?「ペットと人」

Yahoo! JAPAN


犬・猫の殺処分数の甚大さは、誰もが知っている社会問題です。
環境省「動物愛護管理行政事務提要」平成27年度版のデータによると、
年間47,517頭、約5万頭もの犬猫が処分されています。 日本だけで1日あたり130頭殺処分されている計算になります。内訳は、飼い主から預けられたもの、所有者不明で捨てられていたもの、病原体を有している野良犬・野良猫などと様々ですが、いずれにせよ根本的には「人間が犬・猫をペットとしている」事に起因するように思われます。
本日は、ペットショップで働きはじめた著者が捨てられそうになっていた子犬を保護し育て上げた体験談をご紹介します。

「ペットと人」

あなたはどう思いますか?

ゴミとして処分されかけた我が家の愛犬
◇ ペットショップにて
犬を飼い始めてしばらくしてもっとよく犬の事を知りたいと思い、近くのペットショップへ。私自身子どもが小さく仕事もしていなかったのでその店のオーナーが「勉強しがてら午前中だけでも手伝いにこない?」と声をかけていただいたのでそこで犬のお手入れ、散歩、体の事など教えていただく事がスタートしました。

◇ 犬の繁殖
当然の事ながら犬を販売するために繁殖をさせていました。私はこの事実を知らなかったのでかなりショックを受けました。犬の意志に関わらず無理矢理繁殖させて販売している実態、沢山の子犬が生まれた際、息絶え絶えの子犬が沢山いるという事。ただ犬の事が知りたかっただけなのにこんな実態をまざまざと見せられ戸惑いが大きかったですが、反対に実態を知れてよかったと今は思っています。

◇ 小さな命
運命的な出会いをしました。息絶え絶えでもう数日で死ぬのでは?と言われていたミニチュアダックスフンドの雄が1匹。か弱い声でクーンクーンと泣いていました。生後間もないこの子は健気にも一生懸命お母さんのところに行きながらも他の兄弟が大きく、はねのけられておっぱいを吸えずに弱っていました。店長は「死ぬやろうで、そっちの段ボールに入れといて」とゴミ箱行きを宣告されたこの子を「はいそうですか」と捨てる気持ちになれず「私が育てていいですか?」と声をだしていました。店長は「好きにしな」と言ったので、ミルクを人工的に飲ませ育てました。

◇ 生きる選択
毎日一生懸命飲んでくれました。最初は吐き出したり飲まなかったりしましたが夜中も起きて飲ませると少しずつ飲み始め、日に日に大きくなっていきました。獣医さんに診察してもらうと「もう大丈夫」とのこと。でもすぐ風邪をひいたり、最初のうちは獣医さんのところに行ってばかりでした。それでも目が開きよたよたと自分の足で歩き、走り、どこに行くにも赤ちゃんの後追いのように私にくっついてきて可愛くて仕方ありませんでした。この子は自分で生きる選択をし、一生懸命私の気持ちにこたえようとしてくれました。

◇ 家族が増える事
ペットは家族だ、とよくいったものです。子どもを1人迎え入れる気持ちで我が家にきてもらったこの子。最初獣医さんは長生きは出来ないかもしれない、と言われていましたがそんな言葉はどこに行ったのか、今年で8歳を迎えました。大きな病気もせず、元気いっぱいです。あのときゴミ箱にいれていたら。。。と思うとゾッとします。 そしてペットショップの在り方を問う一方で、一人間として生きれるものすべてに価値があるという慈しみの気持ちは誰もが持ち続けなければと思えた出会いでした。私はこの子のおかげで命の大切さ、生きる力強さを再確認出来た事は宝物の出会いでした。ありがとう。

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最終更新:3/29(水) 21:30


posted by しっぽ@にゅうす at 07:17 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする