動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年03月31日

改正県動物愛護条例 罰則付、あさって施行 不幸な猫を減らしたい /和歌山

毎日新聞


繁殖力のある野良猫への餌やりなどを規制する改正県動物愛護条例が来月1日から施行される。一定の条件をクリアした猫以外に継続的に餌を与えたり、騒音や悪臭によって周辺環境が損われたりした場合、勧告や命令の対象となる。従わない場合は5万円以下の過料(罰則)が課される可能性もある。県は「今後も説明や指導を通じて、県民に条例を理解してもらい、少しでも不幸な猫を減らしていきたい」と話している。

 条例は、野良猫を増やす無秩序な餌やりを制限することで生活環境を守り、猫の殺処分を減らすのが目的。県は当初、今年度の施行を目指したが、全国から批判が殺到したことなどから1年間の周知期間を置いていた。

 今年度は、県内各自治体の広報媒体での周知や地元自治会への説明などを通じ、新条例をPR。最近は批判意見もほとんど寄せられていないという。

 条例施行で、飼い猫以外への継続的な餌やりは、避妊去勢手術済みや幼齢の猫に限る▽トイレを設置してふんや尿を処理する−−など一定の条件が課される。また飼育による騒音や悪臭、ネズミやハエの発生などで周辺の生活環境を損ねたり、動物の虐待の恐れがある場合は勧告や命令の対象となる。

 さらに飼い主の氏名や連絡先を記した首輪や名札、マイクロチップを飼い猫に装着することも義務づけられ、屋内飼育も努力義務となる。

 一方、前倒しで今年度から始まった「地域猫」制度も順調に浸透している。

 一定のルールを守る代わりに地域で餌やりなどができる「地域猫対策区域」の認定は2月末現在で72カ所に上り、既に400匹近い猫に不妊去勢手術の費用助成を決定した。

 また県動物愛護センターが今年度から始めた、保護された猫を一時的に預かり、第三者への譲渡につなげるボランティア制度も、これまでに延べ29人が登録したという。【阿部弘賢】


posted by しっぽ@にゅうす at 07:52 | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする