動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年05月20日

なぜ犬は泣いている人を慰めるの?

ネタりか


愛犬は飼い主が泣いていると慰める?

どうしたわん?

飼い主が泣いているとき、赤ちゃんや子供が泣いているとき、愛犬が顔を舐めたり体を寄せてきたり人を慰めているかのような行動をすることがありますよね。泣いている人を慰める行動以外にも、子供の喧嘩を止めるような行動をする犬もいます。犬がそのような行動をするのは、どうしてなのでしょうか?

犬は人間の表情を読みとっている?

どうしたわん?その2

犬は人間の顔の表情の変化を読みとることができるとされています。
オーストラリアで実施した研究では、24匹の犬それぞれに人間の笑っている顔と怒っている顔の写真を見せたところ、写真の表情の違いを区別できたそうです。また、その実験で犬は「笑顔は肯定的なこと」「怒っている顔は否定的なこと」と捉えていることも分かったそうです。
この研究結果からも分かるとおり、犬は人間の表情をみるだけで、その人の感情も読みとっているんですね。

犬にも飼い主の感情が伝染している?

たーのしー!

犬は飼い主の表情から敏感に飼い主の感情を読みとれます。そのため、リーダである飼い主が悲しいと自らも悲しいと感じてしまいます。「落ち込んでいると、愛犬も悲しそうな表情や態度をみせた」「笑っていたら、愛犬も一緒に笑ってくれた」なんていう経験はありませんか?愛犬は、常にリーダである飼い主の表情や声から感情を読みとり、同じように「悲しい」「楽しい」と感じているのです。
しかし、その分愛犬は大きなストレスを感じてしまっている可能性もあります。イライラしてしまっているとき、むやみに愛犬を叱ってしまったり怒鳴ってしまった経験はありませんか?吠え続ける愛犬に対して「うるさい!」と怒ってしまったことはありませんか?「うるさい」という言葉を犬は理解していないかもしれませんが、飼い主のイライラした感情や怒った感情はしっかりと理解しているのです。

飼い主以外の人のことも慰める?

明日はいいことあるよね

愛犬が慰める相手は飼い主だけではないようです。他人であっても泣いている人がいると慰めるような行動をします。
わたしの愛犬の話ですが、近所のお家の子供(2歳)が転んでしまって泣いているとき、その子の顔を覗き込むようにして見ていました。人が苦手で家族以外の人に自ら近づくこともなければ、他人が近づいてくるだけで威嚇してしまう愛犬ですが、その時は泣いている子どもの顔を心配そうにずっと覗き込んでいました。
英ロンドン大学の研究によると、犬は飼い主かどうかに関わらず、泣いている人を慰める行動をしたそうです。犬種や年齢の異なる犬18頭を対象に行った実験でしたが、ほとんどの犬が会ったこともない人間に対しても慰めるような行動をしたとのことです。
犬から人間への心からの無償の愛なのかもしれませんね。

まとめ

飼い主さん大好き!

犬が泣いている人を慰めるような行動をする理由は、人の感情を読み取っているからだったのですね。
犬は言葉を話すことができません。その代わり、嬉しいときや楽しいときはしっぽを大きく振って喜びを表現してくれたり、飼い主が悲しんでいるときはそっと寄り添ってくれたりします。
わたしたち飼い主のことを常に考え、行動してくれる愛犬に感謝して、もっと一緒にたくさんの楽しいことや嬉しいことを共有しながら過ごしていけると良いですよね。


posted by しっぽ@にゅうす at 06:52 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする