動物 しっぽニュース
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2017年06月14日

犬猫の殺処分 過去最少に  放し飼いの減少など要因

新潟日報モア


県内で2016年度に殺処分された犬と猫は計944匹で、県が数を把握している1952年度以降で最少となったことが、県の9日までのまとめで明らかになった。1千匹を下回るのは初めて。県は放し飼いの減少や、不妊・去勢手術の普及が要因とみている。

 件数は、殺処分を担う県と新潟市の合計。県によると、犬の殺処分数は野良犬や放し飼いが多かった68年度の1万4597匹、猫は97年度の5648匹が最多。いずれも減少傾向が続いており、2016年度は犬が11匹、猫が933匹まで減った。

 犬と猫を合わせた件数は、14年度以降に急減。15年度に1190匹とほぼ半減し、16年度はさらに246匹減って最少を更新した。

 この傾向について、県生活衛生課は「啓発活動の成果もある」とする。県は12年度、新潟市は13年度に相次いで「動物愛護センター」を開設。センターを中心に、保護した犬猫の飼い主を探す一方、猫の繁殖を抑えるために室内飼いや不妊・去勢を呼び掛けている。

 13年に改正動物愛護法が施行されたことも影響したとみられる。同じ飼い主が何度も犬や猫を保健所に持ち込む場合などに、引き取りを拒否できるようになった。県生活衛生課は「飼い方の改善をより強く指導できるようになった」とし、無責任に多数の犬や猫を飼育したり、繁殖させたりすることへの一定の歯止めになっているという。

 県、市は「殺処分ゼロ」を目標に掲げており、今後は放し飼いの慣習があり、繁殖力が強い猫への対応が鍵だ。県は、飼い主がいない猫に不妊・去勢手術を受けさせた人や団体に費用を助成しており、新潟市も動物愛護協会を通じて同様の対策を進めている。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:43 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする