動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年06月17日

犬をアクセサリー感覚で飼わないで!まずは『なぜ犬を飼いたいのか』を考えよう

ネタりか


犬を迎える前によく検討してください

子犬たち

犬で寂しさは紛れません

あなたの寂しさを犬が埋めてくれると思っているかもしれませんが、それは幻想です。
犬は飼い主に寄り添ってくれるとは限りませんし、むしろあなたの生活をめちゃくちゃにする危険をはらんでいます。そして、あなたの寂しさを紛らわしてもらうのではなく、犬の寂しさをあなたが埋めてあげなくてはいけないのですから大変です。

犬にはお金がかかります、それも相当

犬を終生面倒を看ると、ざっと500万円程度かかると言われています。
さて、あなたは犬が生きている間、元気に働き、安定した収入を得る見込みはありますか?困窮したときに、面倒を見てくれる人はいますか?
あなたが食いっぱぐれるのは自己責任ですが、犬を道連れにすることは勘弁してください。

犬の世話には時間と体力が必要です

犬はとても愛情深い生き物です。飼い主の愛情、スキンシップなしでは生きていけないといっても過言ではありません。
あなたは愛犬と充分な時間が取れますか?
犬の世話にはとても時間がかかります。特に仔犬の頃は、あなたの生活の大半を占めるような事態になります。仔犬は想像を絶するような事件を起こすこともあるでしょう。朝から晩まで犬だらけの生活になります。
また、雨の日も風の日も、朝早く起きて、疲れて仕事から帰って来て、それでも必ずたっぷりと散歩に連れて行ってあげられますか?

犬はあなたの楽しみを奪うかもしれません

あなたの行動が愛犬によって制限されることが多くなります。
夜遊びが出来なく(しにくく)なります。旅行にも気軽に行けなく(行きづらく)なります。たまの休みは愛犬孝行の日になります。
気が付いたら遊びに誘ってくれる友人がいなくなるかもしれません。こだわりのインテリアは愛犬によってめちゃくちゃにされるかもしれません。お気に入りのラグは、愛犬お気に入りのトイレになってしまうかもしれません。あなたの安息の部屋が、犬臭くなります。ニオイ問題はそう簡単に解決しません。

犬は、あなたの人生の重要な決断に影響します

留学をしたい、転職をしたい、転勤になった、結婚や出産、病気など、すべて愛犬が付いて回る問題になります。
転職する仕事は、愛犬にストレスのない勤務体系ですか?転勤地でペット可のお部屋に住めますか?結婚相手はあなたの愛犬を歓迎してくれますか?出産時の愛犬は誰がお世話をしてくれますか?生まれた子供が犬アレルギーだったらどうしますか?
あなたが亡くなったら愛犬はどうなりますか?

なぜ犬を飼いたいのですか?

チワワの赤ちゃん

犬を飼いたいと思うきっかけはさまざまです。

✔寂しいから犬を迎えたい
✔ペットショップで一目惚れをしてしまった
✔子供が犬を飼いたがっている

前項ではマイナスなことを書き連ねましたが、そんなことはもちろん覚悟してる、という方は大丈夫でしょう。

実際、犬との生活はとても素晴らしいものですが、それ以上に大変なことがたくさんあります。
メリット以上のデメリットを受け入れる器があれば、きっと後悔のない幸せな犬との生活が送れることでしょう。

さて、犬を迎えると決めたあなたは、想像よりもはるかな困難が待ち受けていると覚悟してください。
そして愛犬を迎える前に、あなたのライフスタイルにはどのような犬種が合っているのか、ご自身が犬の世話が出来なくなった場合の対処(家族や知人などの協力)はどうするのかなど、事前に良く考えておいてください。

実際犬との生活は素晴らしい

犬と子ども

犬といると心が穏やかになる

イギリスでは、「子供が生まれたら犬を飼え」と言われています。それは、犬の飼育が情操教育になるからでしょう。
実際、犬を飼っている人の多くが、愛犬の愛情表現によって「心が穏やかになった」、「他人に対する思いやりを持てるようになった」と感じています。

規則正しい生活を送れる

愛犬のお世話にお休みはありません。毎朝きちんと起きて、お散歩やゴハンを与える必要があります。
愛犬に対する責任感と愛情が深ければ深いほど、あなたの生活が律せられるのは当然ですね。

美しく健康でいられる

犬を飼っている人の身体能力は、犬を飼っていない人に比べると10才近く若く、幸福度も高いという話があります。
愛犬とのアクティブな生活と、愛犬が教えてくれるシンプルな愛情は、私たち人間に良い効果があるんですね。

まとめ

遠くをみつめる犬

犬を飼うことで今まで以上に幸せを感じることが多い半面、制限されることや出費など苦労も伴います。
安易な気持ちで犬を飼ったために、手に負えなくなり、飼育放棄や手放す人が後を絶えないのが現実です。
犬は、長ければ15年以上生きます。その間、愛犬に十分な愛情を注げるか、最後を看取る覚悟はあるか、犬を飼う前によく考えなければなりません。犬も私たち人間と同じ感情のある生き物であることを忘れないでほしいです。

posted by しっぽ@にゅうす at 07:32 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする