動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年07月16日

犬殺処分4年連続ゼロ 道内保護施設では最長 旭川「あにまある」

北海道新聞


捨てられた犬や猫を収容する旭川市動物愛護センター「あにまある」の2016年度の犬の殺処分数が4年連続でゼロとなり、道内保護施設の最長記録を更新し続けている。猫は66匹だったが、施設に収容しきれずに殺処分されるケースはなかったという。動物愛護に対する市民意識の高まりやボランティアの協力が好循環を生んでいる。

 あにまあるは12年9月に市郊外から中心部に移転した。移転で収容スペースが6倍に広がり時間をかけて譲渡先を探せるようになったことや、市役所に隣接していることで市民の見学が増えたことが功を奏し、犬の殺処分は移転以降ゼロ。猫は5年前の約6分の1に減少した。殺処分される猫は回復が見込めない病気やけがを負ったり、凶暴な性格の場合がほとんどだ。

 譲渡の際に受講が必要となる適正飼養講習会の受講者数も16年度は過去最多の486人に。月2回の講座を15年11月以降随時実施に変更したためで、犬猫を随時渡すことができるようになり、ケージに余裕もできたという。今年4月中旬には、「多頭飼育崩壊」した家庭から猫52匹を一気に保護したが、2週間ほどで大多数の猫の飼い主が見つかった。

 また、住民が餌を与える「 地域猫 」は、繁殖を抑えるため不妊去勢手術を施した後に元の場所に戻すことで、施設への収容数を抑制。譲渡先探しなどに協力する「あにまある支援隊」や、一時預かりを担う「手と手の森」などのボランティアも実績に貢献している。

 ただ、飼い主が「飼えなくなった」などの理由で引き取った16年度の収容数は犬が116匹、猫が387匹と「まだ減らせる余地がある」(あにまある)という。遠山直希所長は「本来は飼えなくなったら自分で責任を持って新しい飼い主を探すのが基本。困った場合は早めに相談に来てほしい」と呼び掛けている。(高田かすみ)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:34 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする