動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2017年08月11日

ペットへの虐待を発見したらどうすればいいのか?

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ペットの虐待は犯罪


虐待は暴力だけではありません

動物虐待は殴る蹴るなどの暴力や殺傷だけではありません。
エサを与えない、清潔を保たないなどの飼育放棄ともとれる行為や、飼えなくなったからと捨てるような行為の他、必要な治療の機会を与えないことも虐待です。


環境省が5年ごとに改定している「動物愛護法」では、愛護動物の虐待に対する法令があります。環境省のホームページでは以下のように記載されています。



『虐待の禁止』
動物虐待とは、動物を不必要に苦しめる行為のことをいい、正当な理由なく動物を殺したり傷つけたりする積極的な行為だけでなく、必要な世話を怠ったりケガや病気の治療をせずに放置したり、充分な餌や水を与えないなど、いわゆるネグレクトと呼ばれる行為も含まれます。
 なお、食用にしたり、治る見込みのない病気やけがで動物がひどく苦しんでいるときなど、正当な理由で動物を殺すことは虐待ではありませんが、その場合でもできる限り苦痛を与えない方法をとらなければなりません。





虐待で刑事罰?

愛護動物を虐待したり捨てる(遺棄する)ことは犯罪です。
違反すると、懲役や罰金刑に処せられます。
最新の動物愛護法では以下のように定められています。


愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者は、2年以下の懲役または200万円以下の罰金


愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行なった者には100万円以下の罰金


愛護動物を遺棄した者には100万円以下の罰金

虐待かも!?どうしたら救える?


虐待は犯罪、すぐに通報を

前述したように愛護動物の虐待は犯罪です。
119番通報や、交番などで警察に知らせてください。
虐待か確信は持てないけど怪しい、など不安がある場合は動物保護センターや保健所に相談してみてください。
保健所では適切な飼養のための指導を行ってくれます。
可能ならば記録を

虐待されている犬や愛護動物を見つけたら、可能ならば写真や動画を撮影しておくと良いでしょう。
またその犬を見かけた日時や様子の詳細をメモしておくと、警察や保健所からの迅速な対応に繋がります。

犬を飼う人同士のネットワークで温かい監視を

地域で犬を飼う人同士で、ゆるやかに監視できる体制があるとよいですね。
なにかあったときに相談に乗ってもらえたり、協力しあえたりする関係が築けていると、犬の飼い方を知らずに虐待行為に陥りそうな飼い主と犬を救ってあげることができるかもしれません。
また、虐待されているかもしれない犬を見つけたときも一緒に問題解決に向けて相談できるでしょう。
日ごろからお散歩中のコミュニケーションなどで、地域にそういったネットワークを作っておくと、虐待の発見や予防にも役立ちます。

まとめ



犬は人間のためにさまざまな働きをしてくれるかけがえのないパートナーですが、苦しめられるために存在するわけではありません。虐待は決して許されない行為です。
最近は室内飼いが増えたことによってあまり目につかないかもしれません。また痩せすぎだなと思ったり、庭に繋がれたまま消耗している犬がいた場合は気になってしまいますが、それとなく飼い主さんに話を伺いながら様子を見ないと虐待のラインも判断が難しいかもしれません。繊細な問題なだけに慎重になってしまいますが、虐待されている犬は一刻も争う状態かもしれません。
動物愛護法による罰則が厳しくなったことにより、警察も動きやすくなったという話を聞いたことがあります。
面倒なことには関わりたくない、と思ってしまうお気持ちも察しますが、言葉がしゃべれない、繋がれて自由に逃げ出すことが出来ない犬を救えるのは気が付いた人だけです。
ぜひ、そのような苦しみの最中にいる犬を見つけたら救い出してあげてください。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:52 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする