動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年02月14日

獣医師ルートで「ペットサプリ」販促拡大 −ペットへの支出金額増−

Yahoo! JAPAN


コンパニオンアニマル対象の産業が発達
コンパニオンアニマル(伴侶動物)として「ペット=家族」と考える人は多く、飼い主がペット1頭に支払う金額は年々増えており、ペット産業の市場規模は1.4兆円に到達。安定した成長を続けている。特に近年は、経済的な豊かさに加えて、核家族化、少子高齢化が進んだことで、より市場は拡大。保険や葬儀、ホテルなどに加え、最近では高齢化したペットのQOL向上を目的とした健食やサプリメントが続々と上市されている。

健康産業新聞(UBMジャパン)

ペットフード市場規模は減少するも、一頭あたりへの支出額は増加
(一社)ペットフード協会が行った全国犬猫飼育実態調査によれば、平成28年の犬猫飼育頭数は前年比0.4%減の約1,973万頭。犬猫の内訳では犬が987万8千頭と前年から微減、猫が984万7千頭でほぼ横ばい。また同協会の「ペットフード流通量調査」によれば、2015年度のペットフード市場規模は前年比5%減の約2,655億円だった。

「1か月当たりの犬猫への支出金額」では、犬が8,136円(前年7,841円)、猫が5,435円(前年5,087円)といずれも増加。ペットの飼育頭数やフード全体の市場規模は縮小しているが、一頭あたりに支払う金額が増加し、製品単価が上昇していることが伺える。

また、「犬猫の平均寿命」が犬は14.4歳、猫が15歳と高齢化が進んだことで、シニアペット向けのサプリメントの需要は拡大。同分野に納品実績がある企業の売り上げは堅調に推移している。

人向けで人気の素材の活用進む 乳酸菌、HMB、アスタキサンチンなど
高齢化したペットをターゲットにしたサプリメントでは「食欲増進」「骨・関節サポート」「免疫力向上・維持」「口腔ケア」「アイケア」「皮膚・被毛ケア」など、多様な訴求が見られる。主な成分はグルコサミン、アスタキサンチン、アミノ酸、乳酸菌、HMB、ミネラルやサーモンオイル、キノコ類、核酸、コエンザイムQ10などで、特に乳酸菌やHMB、フコイダンなど認知度が高い素材は、飼い主自身が体感を得ているケースも多く、購買に結び付きやすい。

医家向けルートでの販促が拡大 獣医師向けサプリOEM受注増
エビデンス取得など参入には障壁があるものの、治療補助や疾患の再発防止、QOL向上などを目的にペットサプリを利用する獣医に向けた販促が拡大している。

獣医師からの紹介を受けたサプリ購買者の多くは、次回の販売はECを介するケースが多く、メーカー側ではEコマースを見越した販促を進めているが、医師からの直販こだわり製品をブランディングすることで売上を伸ばしているメーカーもある。また、数十年の豊富な販売実績やエビデンス構築を活かした海外展開やOEM事業の拡充、獣医大学や動物病院で有用性が確認された機能性商材を動物病院に卸販売するといった事例も見られている。

医家向けルートでの販促が拡大するペットサプリ。乳酸菌やHMBなど話題の素材の活用も進み製品単価が上昇する中、異業種からの新規参入も増えており、更なる市場の拡大が期待される。


posted by しっぽ@にゅうす at 08:24 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする