動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年02月15日

「犬は寒さに強い」は本当なのか?

ネタりか


犬は寒さに強い?
帽子を被ったチワワ

寒い冬は多くの人にとって厳しい季節となります。一方、『雪やこんこ』の童謡にも「犬は喜び庭駆け回る」という歌詞が登場するように、一般的に犬は寒さに強いと言われることが多いです。しかし、本当に犬は寒さに強いのでしょうか。

犬種によって寒さへの耐性は異なる
実は犬の中でも犬種によっては寒さに強い犬と弱い犬が存在します。日本で犬は寒さに強いと言われているように、日本で生まれた日本犬(柴犬や秋田犬など)はダブルコートと呼ばれる2枚の被毛を纏っているため、寒さにはある程度耐久性があります。

しかし、一方でシングルコートと呼ばれる被毛が1枚しかない犬種も多く存在します。近年
人気となっているトイプードルやチワワなどもシングルコート犬種です。

被毛が1枚しかない分、ダブルコート犬種に比べると1枚分纏っている厚さがないため、もちろん寒く感じます。そのため、寒さにあまり耐久性がなく、寒い日に散歩へ行くと足がなかなか前に進まなかったり、家から出ることを嫌がる仕草を見せたりする子が多いのです。

生活環境によっても変わる
背中を向けている犬

しかし、ダブルコートだから必ず寒がりではない、シングルコートだから必ず寒がりだとも断言できません。それは犬が飼われている家庭の生活環境によっても寒さへの耐性が変わってくるからです。

例えば、地域で分けるならば、関東に住んでいる犬よりも北海道に住んでいる犬の方が寒さにはもちろん強いです。これは家庭内でも同じ事が言えます。家の中を非常に暖かくしている家と適度に暖かくしている家では、後者の方が寒さに強い犬になるのです。

そのため、「寒いから」と無闇にエアコンやヒーターをガンガンにかけてしまうのは、いいとは言い切れません。

小型犬よりも中・大型犬の方が強い
そして体格によっても寒さへの耐性に変化が出ることがあります。小型犬に比べると大型犬や中型犬の方が体格ががっちりしており、筋力もある事が多いため、寒さに強い傾向があります。

しかし、やはりこれも必ずそうとは言い切れないためここまでご紹介してきた犬種や生活環境、そして体格など、あらゆる面を考慮した上で、自分の犬は寒がりであるかどうかを判断してあげる必要があるでしょう。

冬の散歩での防寒対策は必須!
雪の中に立つ犬

犬は必ずしも寒さに強いとは限らない、むしろ寒さに弱い犬もいるということを理解していただいたところで、冬の散歩に行く際、防寒対策として行いたい、あるいは用意しておきたいアイテムをご紹介します。

犬用の服
まずは犬用の服です。犬用の服にも様々な種類がありますが、一般的にオシャレ用と言われる服ではなく、保温性に優れた服を選ぶことが重要です。

特にシングルコート犬種の場合は、先ほどもお話ししましたとおり、ダブルコート犬種に比べて被毛が1枚薄い状態です。そのため、服を着ることでその分を補う必要があるのです。

何着も用意する必要はありません。2着ほどあれば、1着を洗濯している間はもう1着を使用するという使い方ができるため、2着で十分でしょう。

犬用の靴
靴を履いた犬

雪が頻繁に降る、または毎年降るといった地域では、犬用のブーツが活躍します。犬は人間とは違い、基本的に靴は履きません。そのため、肉球が地面に直接接触してしまいます。そのため、雪の上を歩くと凍傷になってしまう可能性があるのです。

この凍傷による肉球の炎症を防ぐためにも、犬用の靴は重要です。オシャレとしてではなく、犬の肉球を守るという観点で販売されている靴が非常に多いです。

犬用の靴を買う際は、なるべく通販ではなく、ペットショップなどのお店に直接行き、試着をしてから購入することをお勧めします。サイズが合っていないと靴擦れを起こしてしまい、足に傷が付いてしまう可能性があるため、注意が必要です。

屋内と屋外の温度差に注意
そして最後に屋内と屋外の温度差に注意が必要です。暖かい場所から急に寒い外へと出ると、体が一気に冷えてしまいます。それにより風邪を引き起こす恐れがあるため、散歩の前には少し寒さに慣らしてから出した方が良いでしょう。

まとめ
女性と雪の中を走る犬

いかがでしたでしょうか。犬は犬種や生活環境、また体格によって寒さに強い犬と弱い犬に分かれます。必ずしも自分の愛犬が寒さに強いとは限らないため、冬に散歩へ行く際にはしっかり防寒対策をしてあげましょう。


posted by しっぽ@にゅうす at 07:59 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする