動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年03月13日

「天売猫」理解深めて 旭山で譲渡会 1匹に新たな家族

北海道新聞


海鳥保護のために天売島(羽幌町)で捕獲された野良猫「天売猫」を知る催しが11日、旭川市旭山動物園で開かれた。捕獲事業に携わる環境省の担当者が、天売島の海鳥と猫の関係について紹介。動物園で2年半以上にわたり猫の飼育に関わったスタッフが、猫が人に慣れるまでの過程を写真を交えながら語った。

 市民約30人が参加。環境省羽幌自然保護官事務所の竹中康進(やすのり)さんは「野良猫が増えたことで、海鳥が減り、住宅や畑が荒らされるようになった」と説明。2014年から捕獲した野良猫に不妊・去勢手術を行い、新たな飼い主に譲渡しており、「猫と海鳥のどちらを優先するかではなく、全ての生き物が共存できる環境を目指している」と話した。

 旭山動物園のスタッフ国友透子(みちこ)さんは、15年6月に引き取った天売猫「チロル」「ひじき」の様子について、当初はケージの奥で威嚇していたが、「時間をかけて愛情を注いだ結果、人に懐くようになった」と飼育の苦労話を紹介。人の膝の上で寝ている写真を見せると、会場からは「かわいい」という声が上がった。

 続いて、動物園の2匹の猫と札幌のボランティア団体が育てた天売猫の譲渡会を開催。「チロル」が旭川市の家族に引き取られることが決まった。(川上舞)


posted by しっぽ@にゅうす at 07:21 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする