動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年04月14日

民間団体、動物愛護へ写真集 保護犬の存在知って

茨城新聞


飼い主が放棄し愛護センターなどに収容された「保護犬」の存在を知ってもらおうと、民間プロジェクトが写真集を作成し、水戸市内の全ての市立小学校と図書館に贈った。保護犬の愛らしい表情を子どもたちに伝えることで、動物愛護教育の推進を目指す。今後は国内の小中学校や図書館にも寄贈活動を広げていく。

写真集を作成したのは「保護犬のわんこ」プロジェクト(東京、巽祐一郎代表)。全カラー166ページの写真集には里親に引き取られ、子どもたちと遊んだり、安心して眠る計40匹の表情が収められている。いずれも飼い主が撮影した写真データを基に、同プロジェクトが編集・製本した。

プロジェクトは昨年1月の発足以降、保護犬の写真を里親から集め、電子書籍としてネット販売してきた。今回、子どもへの理解浸透と小中学校への写真集寄贈を目的に、クラウドファンディングで資金を募り、同12月には目標額を上回る187万円を集めた。3月半ばに約650部を作成し、このうち水戸市には39部を寄贈した。

同市への寄贈は、県内で動物愛護の啓発活動を続ける「いばらきのシッポの幸せの会」で広報を担う一木麻美さんと巽代表が知り合いだったことから実現。同市を皮切りに今後は国内各小中学校への寄贈を進め、「犬を飼い始める際、保護犬を選択肢に入れる」(巽代表)考え方を啓発していく。

県内における2016年度の犬の殺処分頭数は612頭で全国ワースト3位。同年には国内で1万頭を超える犬が殺処分されている。巽代表は「目標は全国約3万5千の小中学校や図書館に写真集を置いてもらうこと。そのために、行政や企業にも協力を呼び掛けていきたい」としている。

写真集は非売品。電子書籍「保護犬のわんこ」はインターネット通販大手、アマゾンで購入できる。価格は99円(税込み)。(前島智仁)

posted by しっぽ@にゅうす at 08:18 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする