動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年04月15日

犬の去勢・不妊手術に「補助金」が出るって知ってる?

ネタりか


「犬および猫の不妊去勢手術助成事業」をご存知ですか?
黒柴の子犬

公益財団法人日本動物愛護協会が2016年1月からスタートさせた「犬および猫の不妊去勢手術助成事業」は、犬と猫の不妊手術や去勢手術に対する助成事業のことを言います。

✔犬の不妊手術 10000円
✔犬の去勢手術 5000円

対象は全国一律で上記の金額が助成されます。

申請の受け付けは4月から翌年3月まで行われていますが、毎年予算が無くなり次第終了します。

また、申請のための手続きは手術後1ヶ月以内に申し込まなければなりません。

申請方法について
動物病院にて不妊手術または去勢手術を行い、支払いを済ませた後に申請することができます。

✔申請書
✔手術証明書
✔請求書(振込先指示)
✔領収書(原本)

上記のような必要書類と申請者の氏名と住所が記載された書類を同封し、日本動物愛護協会へ送ります。

詳しくは日本動物愛護協会の公式ホームページからご確認ください。

不妊手術または去勢手術の助成事業について
子犬と子猫

助成事業は様々な団体によって実施されていますが、地域によって助成される金額や条件に違いがあります。
大阪府泉佐野市が行っている助成の条件と金額を例としてあげてみましょう。

助成の条件と内容
✔泉佐野市に住民登録を有していること
✔交付申請日の属する年度の前年度までの泉佐野市税が完納されている世帯に属すること
✔飼い犬は泉佐野市で飼養されていること

などの条件があり、犬と猫を合わせて先着200頭に対して5000円を上限とした助成金を受け取ることができるようです。

犬と猫の殺処分を減らすために
トイプードル ブラウン

不妊手術または去勢手術に対する助成事業やふるさと納税を利用するなど、犬と猫の殺処分を減らすための活動が多く行われていますが、今日もどこかで大切な命が奪われています。

なぜ犬や猫を飼うのでしょうか。犬や猫を飼う前に、飼い主に必要な最低限の条件を満たしているかどうか、考えてみましょう。

ペットを飼える住宅であること
あなたの住んでいる家は犬や猫を飼うことができるでしょうか。ペットの飼育可である集合住宅である場合も周辺の住宅や環境に配慮しなければなりません。

家族みんなの同意があること
犬や猫を迎えることに対して家族みんなの同意を得られているでしょうか。室内飼いである場合、家族みんなが室内飼いすることを認めているでしょうか。「家の中はダメ!外で飼いないさい」という家族がひとりでもいる場合は同意に入らないでしょう。

動物アレルギーでないこと
動物アレルギーでないかどうか、家族みんな検査を受けましょう。「娘がアレルギーを発症して…」と言って、猫を処分したケースもあります。事前に検査していれば防げたことです。

終生飼養の覚悟があること
犬も猫も十数年生きることができます。長生きする子の中には20数年生きることができる子もいます。その寿命を全うするまで、快適で適切な生活環境であること、健康管理を行うことが必要です。

世話をする体力と時間があること
大型犬の場合、1回1時間のお散歩を1日に2回、これくらいのお散歩が必要です。朝1時間、夜1時間、お散歩の時間を作ってあげることができるでしょうか。一緒に歩けるだけの体力があるでしょうか。

養えるだけの経済力があること
「日々の自分の生活だけでもギリギリなのに毎月トリミングに10000円もかかるとは知らなかった」

そう言って、トイプードルを処分した男性がいました。食費・トリミング代・ワクチン代・予防薬代など、人間ひとり分と同じくらい、もしくはそれ以上の費用がかかります。とくに犬や猫の医療費は人間よりも高額です。

まとめ
柴犬の子犬

不妊手術または去勢手術をすることが最も大切なことだというわけではありません。必ずしも手術をしなければならないというわけでもありません。家族として迎えた犬や猫を生涯ずっとお世話することができるだけの経済力や覚悟があるかどうかが大切です。

もし、飼い主である自分が先に亡くなってしまったときのことも考えておかなければなりません。犬や猫の殺処分を減らすためのひとつの選択肢として不妊手術または去勢手術がありますが、犬や猫を飼う前に、飼い主になるために必要な条件を満たしているかどうかを考えてみましょう。



posted by しっぽ@にゅうす at 08:10 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする