動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年06月04日

「譲渡前に不妊去勢を」米国獣医師、犬猫愛護で講演 高知市

高知新聞



各国の犬猫の過剰繁殖問題に精通する米国の獣医師、ジェフ・ヤングさん(62)が5月29日夜、高知市内で講演し、県と高知市が計画する動物愛護施設の機能について、獣医師を常駐させて譲渡前の犬猫に不妊去勢手術を行うよう助言した。

 ヤングさんは、衛星放送「アニマルプラネット」の番組で「ドクタージェフ」として知られる。不妊去勢手術の重要性を訴え、30年で約17万件の手術を実施。各国の動物保護施設の実態調査に加え、メキシコなどで動物愛護の人材育成にも努めている。

 ヤングさんは、保護した犬や猫の「殺処分ゼロ」を掲げる保護団体や施設が「多過ぎる頭数を受け入れ、劣悪な環境に陥っている」と指摘。病気やかみ癖などで譲渡が難しい犬猫は「安楽死も必要」とし、過熱する「殺処分ゼロ」運動に警鐘を鳴らした。

 県などが計画する動物愛護施設については「収容する犬猫を減らすことが最も重要だ」と強調。譲渡前に不妊去勢手術を行う獣医師の体制▽手術を譲渡の条件にするルール作り▽責任ある飼い主を育てるための教育▽かみ癖などの問題行動がある犬の矯正プログラムの導入―などを課題に挙げた。

 講演会は「アニマルレスキューシステム基金」(神戸市)と「県動物愛護教室から命を考える会」が共催。約130人が耳を傾けた。(早崎康之)


posted by しっぽ@にゅうす at 09:28 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする