動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年06月11日

犬の衝動買いをしてはいけない3つの理由

ネタりか



犬を衝動買いしてしまう理由
抱っこされる子犬

「ペットを買うにはペットショップで」という考えが未だに強く根付いている日本。その購入理由として、愛玩用、つまりペットとして癒しを求めているという理由がほとんどです。

犬を衝動買いしてしまう理由として、主に以下の3点が挙げられます。

一目ぼれ
ペットショップで犬と目が合い、一目ぼれした人も多いでしょう。また抱っこさせてもらったときの安心感や可愛さに、その場で購入を決めた人も多いようです。

子供にねだられて
たまたま訪れたペットショップで、「犬が欲しい!」と子供にねだられた人も多いのではないでしょうか。

流行の影響
一時的な流行で、ワンちゃんを飼う人も多いようです。「101匹わんちゃん」の主人公として有名なダルメシアン。この映画が公開されたとき、アメリカではダルメシアンの子犬の購入を求める人が急増しました。また日本でも、CMに登場したウルウル瞳のチワワに心を奪われ、多くの人がペットショップを訪れました。

犬の衝動買いをしてはいけない理由
悲しい顔の犬

犬の衝動買いは、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。ペットショップの現状と合わせて、ご紹介します。

1.社会性が欠けている犬を飼う覚悟が必要なため
ペットショップのショーケースにいるワンちゃんは、生後2〜3ヵ月の子犬ばかりです。生まれたばかりで愛らしく、一番売れる時期だからです。

生後2〜3ヵ月の時期は「犬の社会化期」とよばれ、本来ならば親や兄弟と一緒に暮らすことで、愛情表現やコミュニケーション、じゃれ方、人や犬との触れ合い方などの社会性を学びます。子犬にとって肉体的にも精神的にも、とても重要な時期といえます。

しかしペットショップにいる子犬は、社会性を学ぶことなく成長している子もいます。そのため、異常に怖がりであったり、むやみに吠えたり、人や犬が苦手な性格のワンちゃんが多くみられます。また噛む力加減が分からないため、甘噛みではなく本気噛みをしてしまい、ケガをする飼い主さんも多いようです。

これらの事情を認識した上で、ペットショップでの購入を決め、きとんと責任をもってしつけると決意したのであれば問題ないのですが、知識と覚悟がないのであれば、衝動買いはしてはいけません。

2.理想と現実に大きなギャップがあるため
店内を見渡す犬

ペットショップでは子犬のワンちゃんがたくさんいます。どの子も愛らしく、癒されるでしょう。しかし、犬の成長スピードはすさまじく、半年もすれば成犬の仲間入りです。とくに大型犬の変化には、とまどう人も多いようです。

また、「ちゃんとお世話するから!」と子供にねだられて衝動買いをしたケースでは、もともと犬の購入を決意していたわけではないので飼育方法やしつけ、食事などの予備知識や心構えを持たない人が多く、飼い始めてからお世話の大変さや命を預かる重大さに気付きます。

そもそも子供は学校や遊びなどで家を空けることが多いため、実際にお世話をするのはお母さんというケースが多いようです。

3.無責任な飼い主の増加に繋がるため
ワンちゃんが保健所に連れてこられる理由のほとんどが、飼い主の無責任な都合です。
「犬が病気になった」「犬が年をとった」「先住犬と仲良くなれない」など。
また「思ったより世話が大変だった」「成長して見た目が可愛くなくなった」「理想の愛犬生活と違った」などの、理想と現実のギャップを感じる人も多いようです。

日本の殺処分問題に関しては、衝動買いをした人に限らず、全ての飼い主さんにいえることです。命ある生き物を衝動買いしないこと、命を預かる重大さを認識すること、愛犬を最期まで見届けること。これらのことはきちんと覚悟する必要があります。

まとめ
犬と少年

犬の衝動買いにおける問題点や、ペットショップの現状についてご紹介しましたが、「衝動買いは悪い」や「ペットショップでの購入は反対」とは、絶対に言いません。愛犬との出会いがペットショップでの衝動買いであったとしても、幸せなワンちゃんや飼い主さんももちろんいるからです。また「もともと犬はあまり好きじゃなかったけど、飼ってみたら愛情がわいて、今ではなくてはならない存在」という飼い主さんもいます。

購入の理由や場所はなんであれ、家族として迎い入れたワンちゃんを大事にすることが一番なのです。

ここでは、衝動買いによって巻き起こる問題が多いことや、ペットショップの現状、命を預かる重大さを、ご理解いただければ幸いです。


posted by しっぽ@にゅうす at 09:32 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする