動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年06月20日

子猫のお世話、してくれませんか? 茨城県が県民対象にミルクボランティア募集

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茨城県動物指導センターが、離乳前の子猫の世話をするボランティアを募集している。「ミルクボランティア」と呼ばれ、全国的にも広がりをみせているこの取り組み。授乳などで手がかかるため、多くの子猫が殺処分されていたが、センターに保護されてから、里親捜しをする動物愛護団体に引き渡すまでの飼育をボランティアに委託することで、子猫の譲渡を促進させたい考えだ。

 同センター愛護推進課によると、離乳前の子猫は数時間置きに授乳が必要な上、健康状態が不安定なことも多く、これまでは保護されたその日に安楽死させていたという。

 その状況が変わったきっかけは、平成28年12月に施行された「茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例」だった。条例施行後、県外の動物愛護団体からも協力の申し出があるなど、「殺処分ゼロ」に向けて機運が高まった。「愛護団体も頑張ってくれているので、県も連携し、可能な限り命をつなぐ取り組みを進めたい」と同課の松田智行課長。手始めにセンター職員で子猫の世話を始めた。

 28年度の猫の殺処分数は1679匹だったが、29年度には375匹にまで減少。譲渡数は597匹から2倍以上の1281匹に増えた。1281匹のうち、約94%の1202匹が生後3カ月未満の子猫だった。

 目を見張る効果があったが、職員だけでは限界がある。より譲渡数を増やすためにも、ボランティアを募集することに決めたという。

 対象は茨城県内在住の成人。家族の同意が得られ、終日の世話が可能であることなど、複数の条件を満たすことが必要。預かるのは生後2週間〜2カ月くらいの子猫で、具合が悪くなったときは動物病院で診察を受け、費用は自身が負担する。

 応募は21日まで。登録申請書などに必要事項を記入し、同センター愛護推進課(〒309−1606 茨城県笠間市日沢47)宛てに郵送する。23日に同センターで行われる講習会に参加し、センター職員による自宅などの飼育場所の確認を経て、問題がなければボランティア登録となる。松田課長は「生活を犠牲にしてもらうことになるが、責任感を持って命を預かる協力をお願いしたい」と呼びかけている。

 問い合わせは、茨城県動物指導センター愛護推進課(電)0296・72・1200。

(上村茉由)


posted by しっぽ@にゅうす at 08:20 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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