動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年07月09日

手作り食の参考に!犬の健康に良い食べ物5つとおすすめの調理方法

ネタりか


犬と人では必要とする栄養素がこんなにも違う!
お皿を咥える犬

人と犬は体の作りが異なるため、必要とする栄養素の量も大きく異なります。人が必要とする栄養素を1としたときの、犬の必要量の相対比をご紹介します。

タンパク質
犬は、人の約2倍のタンパク質を必要とします。タンパク質を構成する20種類のアミノ酸のうち、10種類は体内で合成することができないため、食事から取り入れなければなりません。

体内で合成できないアミノ酸

✔アルギニン
✔ロイシン
✔イソロイシン
✔ヒスチジン
✔リジン
✔メチオニン
✔トレオニン
✔フェニルアラニン
✔トリプトファン
✔バリン

ビタミン
ビタミンDとビタミンEは約3倍、ビタミンB12においては約6倍の量が必要となります。ビタミンCに関しては犬は体内で合成することができるので、食事から取り入れる必要はありません。

ミネラル
歯や骨格を構成するのに欠かせないミネラル。カルシウムやリン、亜鉛、カリウム、鉄などが挙げられますが、その中でもカルシウムとリン、鉄は約5〜6倍、亜鉛は約7倍の量を必要とします。

犬の健康に良い食べ物@にんじん
人参をかじる犬

ミネラルや食物繊維が豊富です。また、にんじんに含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変化し、体の抵抗力を高めるだけでなく、目の健康に良いといわれています。しかし繊維質が多いので、生のまま与えてしまうと消化が悪く、下痢になる可能性があります。

おすすめの調理方法
小さく切って茹でたり、茹でたものをすりおろしたりすると良いでしょう。

犬の健康に良い食べ物Aトマト
トマトの匂いを嗅ぐ犬

完熟したトマトにはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、これらの栄養素は犬の健康にとって欠かせないものです。とくにトマトに含まれるリコピンはカロテノイドの一種で、血液をキレイにしたり、脂肪を消化する働きがあります。カロテノイドは、老化を促進してしまう活性酵素を退治してくれるため、老化の防止にも効果が期待できます。

しかし、青いトマトは有毒な成分であるトマチンが含まれているため、食べさせてはいけません。ご自宅でトマトを家庭菜園している方は、注意してください。

おすすめの調理方法
リコピンは、熱が加わると吸収率が高まるといわれています。手作り食でトマトを使う場合は、スープに入れたり、煮込み料理として取り入れると良いでしょう。

犬の健康に良い食べ物Bお米
犬用のお米の手作り食

白米は、良質なエネルギー源として毎日の食事に取り入れたい食材です。しかし、カロリーオーバーになる危険性もあるので、オヤツとしてではなく、全体のバランスを考えた上での主食として与えましょう。

白米には、タンパク質、ビタミンE、カルシウムなどが含まれています。前述でもご紹介した通り、犬はタンパク質を約2倍、ビタミンEを約3倍、カルシウムを約6倍の量が必要となるため、白米はとても効果的な食材といえます

玄米に関しては、白米の栄養素に加えミネラルも多く含まれています。

おすすめの調理方法
白米も玄米も、生のままではなくお粥などのペースト状にしてあげましょう。消化によく、食べやすいだけでなく、水分も多く摂取することができます。お米は野菜やお肉との相性がいいので、犬の食欲増進も期待できます。

犬の健康に良い食べ物Cサツマイモ
サツマイモ

サツマイモは、カリウムやカルシウム、リン、鉄、亜鉛、マグネシウムなど、栄養素が豊富な食材です。サツマイモのほどよい甘さは犬が好む味であるため、手作り食では定番の食材となっています。

またサツマイモに含まれるヤラピンという栄養素は、胃の粘膜の保護や、腸の運動を促進する効果があるため、便秘の犬には効果的です。

おすすめの調理方法
サツマイモのほどよい甘さを生かした料理が良いでしょう。蒸したサツマイモは甘みが増し、犬の食欲を促進することができます。薄くスライスしたサツマイモをオーブンで焼いて、チップスにするのもいいですね。どの料理にしろ、小さく切って食べさせてあげましょう。

犬の健康に良い食べ物Dキャベツ
キャベツと眠る犬

キャベツは野菜の中でも1、2位を争うほど栄養素が豊富な食材です。ビタミンや酵素、カリウム、カルシウム、リン、亜鉛、鉄などが含まれ、葉酸やパントテン酸、ビオチンなどといった、あまり聞きなじみのない栄養素も豊富に含まれています。

また、キャベジンとよばれるビタミンUも含まれており、胃腸をサポートしてくれる働きをします。

おすすめの調理方法
ビタミンや酵素は熱が加わると働きが衰えてしまうため、キャベツは生であげるのが良いといわれています。しかし消化不良を引き起こしかねないので、細かく刻み、与える量は少量が良いでしょう。主食としては向かない食材です。キャベツは生のままだと味気ないので、馬肉のミンチや、茹でたサツマイモと一緒に混ぜると良いでしょう。

まとめ
さまざまな野菜と犬

さまざまな食材をご紹介しましたが、健康に良いからと言って、たくさんの量を与えればいいというわけではありません。主食となるドッグフードや他の食材とのバランスを考慮して、適切な量を与えることが大切です。また、基本的に人間の食べ物は塩分が多く含まれているので、犬にとっては塩分の過剰摂取となってしまうので、気を付けましょう。

手作り食をしている飼い主さんは、愛犬の健康を考えてのことだと思います。愛犬への愛情を感じますね。
今後の手作り食の参考にして頂ければ幸いです。
posted by しっぽ@にゅうす at 08:51 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする