動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2018年09月14日

「アニマルコミュニケーション」で動物と気持ち分かり合える?

ZAKZAK



ペットの飼い主は、ペットと自由に会話できたり、お互いに言葉が話せたらどんなに素晴らしいことだろう、と思っているのではないだろうか。

 ペットが「今、何を考えているのか?」「どうしてほしいのか?」「なぜこのような行動を取るのか?」「どこか痛いところがあるか?」など、ペットの気持ちや思いが理解できたら、また、自由にコミュニケーションができたら、人とペットの関係は、より彩りのある楽しく豊かな生活になることだろう。

 ものいわぬペットである動物たちの中には、人間同様、愛情や細やかな感情と思考が存在するといっても過言ではない。

 動物たちは、人間のように豊かな言葉を使って複雑なコミュニケーションはできないと考えられているが、頭、鼻、口や舌、手足あるいは体全体を使ったボディランゲージ(意思や感情を伝えるために、身ぶりや態度などの身体言語)や鳴き声、フェロモンなどの臭いを使って、愛情やさまざまな意思を伝えたり、食べ物の存在や危険を仲間に知らせている。

 動物たちの思いや感情を理解し、飼い主に伝える役割を担っているのが「アニマルコミュニケーター」という人たちだ。スピリチュアルな能力がある人と思われがちだが、訓練をすればほとんどの人ができるようになる。

動物と会話することを「アニマルコミュニケーション」という。これは、特殊な能力ではない。本来誰にでも備わっている能力や感性を高めていくことで、動物たちの心が感じとれるようになる。アニマルコミュニケーションは、動物たちとの言葉のないコミュニケーションだ。

 彼らの声を受け取り、心と心で語り合うとき、私たちは動物たちとお互いを理解し合える深い関係を築くことができるだろう。このことを専門に教える学校や専門家が存在する。また、外国から専門家を招いてセミナーなども時々行われている。

 言葉のない意識交流といってもよいアニマルコミュニケーションで、お互いの気持ちを理解し合うことにより、今よりもっと充実したペットとの共生ができるようになるだろう。動物が問題行動をしたとき、叱るのでなく、動物の気持ちに寄り添い理解しようとすることがまずは大切だ。

 アニマルコミュニケーションは、要約すると「ペットの思いをそのまま通訳すること」だが、「ヒューマン・アニマルコミュニケーション」(動物対話)は「人と動物との意思の疎通を図ること」である。動物対話は、ペットと同じ目線で同じように感じることを試みることで、心で対話してみるという姿勢が重要である。

 私たちは動物の言葉は理解することはできない。だが、動物のしぐさや鳴き声で何を欲しているかが分かる場合がある。人が動物の目線で理解しようとする訓練は、人同士のコミュニケーションにおいても、思いやりをもって会話する大切さ、相手を理解しようとする相互理解の訓練に役立つことだろう。

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。

posted by しっぽ@にゅうす at 08:59 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする