動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年03月15日

犬と子どもが一緒に暮らすメリットや注意点

ネタりか



子育て世帯の犬の飼育率は低い傾向
芝生で遊ぶ家族と犬

一般社団法人ペットフード協会が発表した「平成30年 全国犬猫飼育実態調査」に関する結果では、全国の20〜70代の男女を対象に犬猫の飼育状況や頭数、年代別実態などのデータを収集・分析が行われています。
この結果によると、子育て世帯の中心となる30代の飼育率は11.7%と平均を下回り、70代に次いで低い結果となっています。

しかし、年代別の飼育意向は他の世代とほぼ変わりなく、「今後犬猫を飼ってみたい」と思っている人は少なくないようです。
飼育意向が高い割に飼育率が上がらないことの背景としては、集合住宅に住んでいることや仕事や家事・育児で忙しい、子供にお金がかかるなどといった理由が挙げられています。
犬が好き、または子供のために飼ってみたいと思いつつも、時間やお金に余裕がなく、飼育に踏み切れないという人が多いようです。

犬と子供が一緒に暮らすメリット
犬のリードを持つ女の子

家族の会話やお出かけの機会が増える
子供も少し大きくなってくると、家族で出かけることに退屈したり、ただ公園に遊びに行くだけでは満足しなくなったりしてくることもあるでしょう。
しかし、犬を飼っていると自然に公園に遊びに出かけたり、これまでにはない遊び方をできたりするため、お出かけが充実するはず。
また、犬がいることで家族での会話や笑顔が増えることも多いでしょう。

犬のお世話を通して子供が成長できる
暑くても寒くても散歩に行かなければならなかったり、排せつ物の処理をしたり、旅行やお出かけが思うようにできなかったり、犬を飼うことは楽しいことばかりではありません。
犬を飼うことのデメリットとして挙げられがちな、お世話の大変さですが、これらを通して命を預かることの重さを実感できるため、子供にとって大きな成長の糧となるでしょう。
また、大変なときも上手に工夫したり、一緒に乗り越えたりしていくことで、家族の絆が深まることも。

触れ合いの機会が増えて情緒が安定する
犬と子供が一緒に暮らすことで得られるメリットは、子供を含む飼い主側のメリットだけではありません。
犬にとってもたくさんスキンシップを取って遊んでくれる子供の存在はとても貴重な存在です。同じ目線で遊び、本気で関わる犬と子供はお互いにとっていい刺激となり、そして安心して身を任せ、気持ちを吐露することができます。
それが情緒の安定につながり、お互いが安らぎの存在となるのです。

犬と子供が一緒に暮らす際の注意点
一緒に遊ぶ男の子と柴犬

犬の専用スペースを必ず用意する
犬と子供は一緒に暮らしていると、とてもよく遊んだり、スキンシップを取ったりすることが多いと思います。
しかし、子供が小さすぎて力加減ができない場合や、しつこく遊びに誘うなど接し方によっては犬にとってストレスになってしまうことも。

犬のストレスを軽減するためには、リビングなど家族みんなで過ごすスペースには、犬のハウスやサークルなど、犬だけが入って休める場所を用意してあげましょう。
言葉で気持ちを伝え合えない犬と子供のトラブルを避けるためにも、犬の逃げ場所をつくってあげることはとても大切です。

小さな子供と犬だけで遊ばせない
どんなに優しい性格の犬でも、犬はあくまで動物であり過信は禁物です。
「うちの犬は絶対に噛まない」などと思っていても、犬が自分の身に危険や痛みを感じたときなどには反射的に攻撃行動に出てしまうことも。

たとえ自分を守るための行動でも、咬傷事故が起これば子供は傷つき、犬にとっても大きな精神的負担を与えると思います。
犬の大きさなどによっては、最悪の場合子供が命を落としてしまうこともあるので、力加減ができなかったり、犬を驚かせるような行為ばかりしたりするような、小さな子供と犬だけでは絶対に遊ばせないようにしましょう。

飼育前にはアレルギー検査をすると安心
犬を飼う上で気になることのひとつに、衛生面の心配があると思いますが、中でも犬の毛によってアレルギーを起こしてしまう犬アレルギーは特に心配です。

犬を飼い始める前にはできるだけアレルギー検査を行ったり、犬と室内で長時間過ごす経験をしたりして、アレルギーが起こらないか確認すると安心です。
飼育がスタートしてからアレルギーが判明したら、おそらく犬を手放さなくてはならないでしょう。そうしたことに陥らないように、事前に確認できることはしておくといいと思います。

犬と子供が一緒に暮らすメリットや注意点まとめ
水辺の女の子とラブラドール

犬と子供が一緒に暮らすことは、とても楽しいことでお互いにとって刺激になって成長の糧とになりうる存在だと思います。
確かにお世話に大変さや苦労もありますが、親と子がそれらについて話し合ったり、犬の成長を共有したりすることは家族にとってもすばらしい時間となるはずです。

実際、筆者宅では2人の子供たちが赤ちゃんの頃から犬を飼っています。
犬に対する適切な接し方をきちんと教えているため、子供たちも犬と適度な距離を保って関わることが上手になってきていると思います。

犬を飼うことは大変なことではありますが、それ以上にすばらしいことだと思います。
それを子供が体験することは、この上ない教育になると思いますし、犬にとってもたくさんの人との触れ合いの機会をつくり毎日を充実させることができると思っています。
posted by しっぽ@にゅうす at 01:55 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする