動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年04月28日

【私のイチオシ】川崎市獣医師会・竹原秀行会長 動物の命 初めての悲しさ、将来決める

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飼っていた動物が死んでも、それまで「悲しい」という感情を抱くことはほとんどありませんでした。もともと家が動物病院で、動物の死には小さな頃からたびたび直面していたからかもしれません。ただ、それが高校2年のとき、飼っていた犬が死に、突然ものすごく悲しい気持ちに襲われたのです。その犬だけに強い思い入れがあったというわけではなく、理由はよく分かりません。

 自分自身が成長して、物事を深く考えるようになっていたからかもしれません。ただ、その出来事が獣医師を目指す直接的なきっかけとなりました。「こんなに悲しいことなんだ」「多くの動物を救ってあげたい」と強く思うようになったのです。いま、社会が高齢化するなかでペットの役割が見直されています。

 一方で、飼い主が施設に入るなどして飼えなくなるという事例も増えています。動物愛護センターは「飼えなくなった」という単純な理由では引き取れません。次に飼ってくれる人を探す、動物の命をつなぐという行政の考えに、獣医師会も同調しています。社会における動物の地位向上が、結果的に人間社会も豊かにすると考えています。

 【メモ】昭和26年生まれの67歳。東京都出身、4歳から川崎市川崎区で過ごす。日大農獣医学部卒。渡米などを経て、53年に父の竹原獣医科を継ぐ。平成23年から川崎市獣医師会会長。「ペットとともに避難する取り組みに力を入れている。東日本大震災ではペットを探すために命を落とした事例があり、後から探しに行くのも大変な労力だ。ペットと一緒に逃げることが人のためにもなる」
posted by しっぽ@にゅうす at 08:59 | 動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする