動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年05月19日

成犬を引き取りやすく 県動物指導センターきょうからPR 

東京新聞


ペット選びの選択肢にしてもらおうと、県は、動物指導センター(笠間市)で収容中の成犬を引き取ってもらいやすくするため、手続きの一部を改正した。正式譲渡までの時間短縮などが期待される。運用変更を広く知ってもらうため、十八日から県内各地でPRイベントを開く。 (越田普之)

 センターによると、子犬や猫の大半は登録ボランティアが引き取り、希望者へ譲っている。成犬は残されがちで、二〇一八年度の実績は九匹にとどまった。センターは個人への譲渡に取り組んでいるが、手続きの見直しが必要と判断した。

 引き取りを申し込んだ人は、書類審査やセンター職員による家庭訪問後、飼育講習会とマッチングに参加しなければならない。だが従来は、その機会が月に一回しかなく、試しの飼育期間を含めると、正式譲渡が決まるまで一カ月半から二カ月かかっていた。

 一九年度は、講習会やマッチングの対応を拡大。原則として平日の開庁日に受けられるようになった。これにより、手続きが半月ほど短縮できるという。飼育数の条件も緩和され、すでに犬を一匹飼っている人の申し込みも認められた。

 成犬の多くは四〜五歳で、世話をすれば新しい飼い主にもなつくという。PRイベントは、十八日がつくば市の洞峰公園で午前十時〜午後三時。二十五日が土浦市のうらら大屋根広場で午前十時〜午後二時。六月八日が茨城町のイオンタウン水戸南で午前十時〜午後二時。譲渡の仮申し込みも受け付ける。

 センターは現在、約百四十匹の成犬を収容。ただ、収容力は限界に近づいているといい、各家庭で責任を持って飼うよう呼び掛けている。

◆犬・猫の殺処分 改善続く
 県は、2018年度に動物指導センターで殺処分した犬と猫が、前年度比267匹減の446匹だったと発表した。

 4000匹近かった5年前から改善が続き、県は「登録ボランティアによる引き取りが増えたことに加え、避妊手術助成など取り組みの効果が出ている」と分析する。

 県によると、18年度内にセンターへ収容されたのは、犬が1426匹、猫が1515匹。自然死を含めた殺処分数の内訳は、犬が235匹、猫が211匹だった。

 登録ボランティアや個人への譲渡数は、犬が前年度比157匹増の985匹、猫が3匹増の1284匹だった。

 担当者は「殺処分は年々減ってきているとは言え、まだ相当な数がある。さらに減少へ努力していく」と話している。 (越田普之)
posted by しっぽ@にゅうす at 08:29 | 行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする