動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年05月24日

犬や猫喜ぶ水道開通 湖西の保護施設

中日新聞



行き場のない犬や猫の保護活動を行う湖西市のボランティア団体「アニマルフォスターペアレンツ」の保護施設(同市利木)に悲願の水道が開通した。昨年末にクラウドファンディングで工事費を募り、目標金額三百八十万円を大きく超える五百十九万一千円の善意が集まっていた。蛇口をひねると出る水に代表の杉浦茂子さん(71)は「これできれいに洗ってあげられる」と喜んでいる。

 施設では四年前に地下水が枯れて以来、水道設備がなかった。常時百五十匹ほどいる犬猫を洗い、施設を清掃する際は雨水を使い、飲み水は標高五〇メートルにある施設まで、ポリタンクで運んでいた。

 工事では、麓に本管から引き込むタンクを設置し、地中に配管を通すために土地を借りる必要があり、費用は最終的に約四百五十万円となった。ファンディング運営会社に支払う手数料約九十八万円を差し引いた四百二十万円余が団体の手元に残り、全額を工事に充てた。施設に寄付金を直接持ち込む人も多く、別に百万円近くが集まった。

 四月下旬に完成し、蛇口から水が出たときには、集まったスタッフから歓声が上がり、拍手が起こったという。同団体は「本当に楽になった。これほど多く寄付が集まるとは予想外で感謝しかない」と感激した。

 六月には給湯設備を設置し、使っていなかった風呂場を犬や猫を洗うトリミングルームに改装する。現在、犬約七十匹、猫約八十匹がおり、施設にはこれ以外にスタッフが自宅で飼育する犬や猫もいる。杉浦さんは「クラウドファンディングがきっかけで、保護活動に興味を持ってくれる人が増えたと感じる。悲しい思いをする犬や猫がいなくなるように頑張り続けたい」と話している。

     ◇

 同団体は二十六日、JR浜松駅北口で犬と猫の譲渡会を開く。午前十一時〜午後四時。募金も呼び掛ける。

(片山さゆみ)


posted by しっぽ@にゅうす at 08:33 | ペット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする