動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年05月26日

助けて!わんにゃん 高知の動物愛護を追う(56)猟師に疑いの目

高知新聞



第5部 どうなる新センター(4)収容の半分は猟犬系?
 猫の殺処分を減らすには野良猫の出産防止が一番だが、高知の場合、犬の問題も絡んでいるように思う。というのは、県中央小動物管理センター(高知市孕東町)に収容される犬は猟犬関連が多いようで、「半分ぐらいはいる。猟犬系が減れば猫の世話にも手が回り、殺さずに済むのに」という声を聞くのだ。

 2017年度の収容犬は289匹。その半分だから150匹弱。「間違いなく猟犬」という証拠はないが、体に傷があり、人なれしている。つまり、山の中を走り回り、人が飼っていたと思われるらしい。その猟犬が野犬化し出産。子犬が捕獲されてくる場合もあるそうだ。

 犬は猫より、はるかに手が掛かる。そして、センターは狭い。犬同士のかみ殺しも発生するため、16年度途中まで犬の収容上限は約20匹。超えると殺処分していた。だが、動物愛護の機運の高まりに伴い犬小屋を建て増し、通路のスペースも活用するなどしたので収容数は今、40匹前後に倍増。そのしわ寄せで職員は犬の管理に追われ、猫への対応ができないという。

 もし、首輪に鑑札が着いているか、体内にマイクロチップが入っていれば、飼い主に即返還もできるのだが、めったにない。狩猟免許更新の際に保健所職員が説明し、協力を求めているが浸透してないという。

 実は、猟師に対する愛護活動家の評判は極めて悪い。「猟期が終わると、餌代がもったいないので山へ捨てに行くらしい」「帰って来られないように、背骨をたたき折る人もいるらしい」とまことしやかに言われている。ハンターに聞くと、「昔はあったかもしれないが、犬は家族同然。今はそんなことする人はおらんのでは」と否定する。それに、わな猟が増え、猟犬の数は激減したという。だが、こんな現実もある。
posted by しっぽ@にゅうす at 00:46 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする