動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年06月12日

【気づきにくい怖い病気】原因不明の犬の脳腫瘍 飼い主さんが知っておくべき7つのこと

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犬の脳腫瘍は発見が難しく治りにくいですが、初期症状のうちに動物病院を受診することが大切です。

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あれ? もしかして? と犬の異変に気がつくための脳腫瘍の7つの基礎知識をご紹介します。

その1:原因が解明されていない
犬の脳腫瘍には、髄膜腫などの原発性脳腫瘍と、脳周辺の腫瘍が脳に障害をもたらす続発性脳腫瘍があり、原因は詳しく解明されていません。

【気づきにくい怖い病気】原因不明の犬の脳腫瘍 飼い主さんが知っておくべき7つのこと
くつろぐゴールデンレトリーバー
その2:症状がわかりにくい
脳腫瘍は早期発見が難しく、気がついたときには症状が進んでいることが多い病気です。

犬の脳腫瘍の症状
元気・食欲がない/ぶつかる・ふらつく/眼振・視覚聴覚の異常/性格の変化/大量のよだれ/認知症に似た症状/寝続ける/興奮中に突然脱力する/けいれん発作やてんかん発作を繰り返す/麻痺/意識障害など

脳腫瘍はできるだけ早期発見することが大切ですが、症状が似た他の病気の可能性もあるので、あれ? と異変を感じたら動物病院を受診しましょう。

その3:初期症状はけいれん発作が多い
脳腫瘍で多い症状はけいれん発作ですが、元気がないだけの場合もあります。飼い主さんは、ガタガタと震え出すけいれん発作や、愛犬のおかしな行動で症状に気がつくことが多いです。

その4:診断はMRIやCTなどで行われる
症状や病状の経過で、脳腫瘍の可能性を診断されることもありますが、多くは全身麻酔下でのMRI、CT、脳脊髄液検査から診断されます。

脳腫瘍は治療を行わないと進行し、けいれん発作の重症化、視力喪失、性格や行動の変化、徘徊、旋回など神経障害が悪化するため、検査から確定診断をすることが大切です。

【気づきにくい怖い病気】原因不明の犬の脳腫瘍 飼い主さんが知っておくべき7つのこと
カメラ目線の可愛いフレブルちゃん
その5:発作時のケガや事故に注意する
@緊急時の対応
脳腫瘍と診断されたら、けいれん発作が起きた際の対処法や緊急連絡先を獣医師に確認しておきましょう。

A事故の予防
けいれん発作が起きたときに、室内で物にぶつかったり、階段から転落しないように、屋外では、階段や段差で転ばないお散歩ルートで歩くようにしましょう。

プールや川でのけいれん発作は、溺れて命に関わる可能性もあるので注意が必要です。

その6:治療方針を家族で話し合うことが大切
脳腫瘍の治療は、投薬、外科手術、抗ガン剤の投与、放射線治療などの積極的な治療と投薬で症状を抑えながらお家で介護をする保存療法(緩和ケア)があります。

外科的に腫瘍を切除できれば完治となりますが、犬の脳腫瘍は治りにくい病気なので、家族で治療方法を話し合うことが大切です。

その7:進行すると介護が必要となる
脳腫瘍は進行するとけいれん発作の頻発、認知症に似た症状、排泄困難、寝たきり、床ずれなどのケアが必要で、闘病は非常に辛いものとなります。

愛犬の脳腫瘍の症状や異変に気がついたら、できるだけ早い段階で獣医師に相談しましょう。


監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください

いぬのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 09:37 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする