動物 しっぽニュース
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2019年07月18日

【行動・トイレ編】獣医師が危ないと判断する、愛猫の「いつもと違う」

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愛猫の様子を見ていると、受診すべきなのか悩む、ちょっとした「あれ?」がありますよね。今回は飼い主さんが気付いた行動と排泄の異変に、獣医師が「要受診」と判断した症例を紹介します。

【行動・トイレ編】獣医師が危ないと判断する、愛猫の「いつもと違う」
イラスト/齊藤マミ
猫がお腹をなめ続けています。 どうやら毛も抜けてハゲているようで心配です
皮膚炎や ストレスの可能性が 猫が同じ部分をなめ続けるのは、皮膚炎やストレス、膀胱炎、便秘などが原因と考えられます。 皮膚炎の場合は、皮膚に赤いポ ツポツができるなどの症状が出ていることが多いので、見当たる場合は、悪化する前に受診を。ストレスの場合は、全身をなめることが多いです

【行動・トイレ編】獣医師が危ないと判断する、愛猫の「いつもと違う」
イラスト/齊藤マミ
誰もいない部屋で大きな声で鳴くことが。ストレスでしょうか…?
「猫がストレスで鳴くことはまれ。シニア猫なら注意が必要」
猫は発情などで鳴くことはあっても、ストレスを感じて鳴くことは少ないです。春や秋などの発情期以外の季節に 何度も鳴く、またはシニア猫の場合は、甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)の恐れがあるので、 受診して。「わぉ〜ん」とうめくように 鳴き続ける場合は認知症の可能性も。

【行動・トイレ編】獣医師が危ないと判断する、愛猫の「いつもと違う」
イラスト/齊藤マミ
排便後、お尻を床にこすり付ける 行動は治せますか?
「ウンチが出にくい便秘症かも?  」
療法食で改善も可能この行動はウンチが硬くて出きっていない、もしくは軟らか過ぎる場合 に見られます。この行動 が繰り返し見られるようなら、便秘症の恐れがあるので、療法食で様子を 見たほうがよいでしょう。そのほかに肛門腺がたまっている可能性もあるので、心配なら受診を。

【行動・トイレ編】獣医師が危ないと判断する、愛猫の「いつもと違う」
イラスト/齊藤マミ
丸1日オシッコをしていないようです。何か病気にかかっているのでしょうか
「膀胱炎や尿路結石の疑いがあります」
トイレに行くのにオシッコをしていないという様子なら、膀胱炎や尿路結石などの可能性が あるので、早急に受診が必要と考えられます。それ以外にも、猫によってはトイレ環境に不満 を感じてトイレに行かないことも。オシッコを出せない状態が続くと、急性腎不全で命を落とすこともあるので注意が必要です。

今回ご紹介した心配ごとはすべて受診が必要なケースでした。放っておくと重症化しかねないので、やっぱり心配なことがあれば早めに動物病院に相談したほうがいいですね!

参考/「ねこのきもち」2018年7月号『愛猫の健康管理やお世話etc. これはほっとけない!獣医師&専門家が飼い主さんのお悩みにお答えします!』(監修:Pet Clinic アニホス院長 弓削田直子先生、帝京科学大学生命環境学部 アニマルサイエンス学科准教授 加隅良枝先生)
文/浪坂一
イラスト/齊藤マミ
※この記事で使用している画像は2018年7月号『愛猫の健康管理やお世話etc. これはほっとけない!獣医師&専門家が飼い主さんのお悩みにお答えします!』に掲載されているものです。

ねこのきもちWeb編集室
posted by しっぽ@にゅうす at 09:23 | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする